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世の中には、ありとあらゆるiPhoneカバーがあります。色の種類が2色しかないiPhoneで個性を出すには、iPhoneカバーを買って取り付けるのが、一番てっとりばやいわけですが

どのカバーにも納得がいかない!

って方は結構いるんじゃないでしょうか? そんな時は、オリジナルのiPhoneカバーを作っちゃいませんか?

ってなわけで、今日は、納得がいくiPhoneカバーがなくて自分でオリジナルのiPhoneデコカバーを作ってしまった、iPhone女子 @umi_kazさんに作り方とコツを聞いてみました!

工程0:用意するもの。

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- ケース
(自分がデコりたいケース。あまり凹凸の激しいカバーは塗装が難しくなるため、なるべく真っ直ぐなケースをおすすめします。今回は、「ELECOM iPhone4 シェルカバー」を使用。)

- スプレー
(トップコートスプレー(光沢)と、田宮のTS45 パールホワイトスプレーと、マットホワイトスプレー。)

- デコパーツ
(原宿の原宿のラフォーレ内にある貴和製作所で買ったもの。)

- 紙ヤスリ
(カバーに上手くスプレーが載るように下地をつくるためのもの。※ただこの商品は、道具の先につけるタイプをかっちゃったそうで、普通の紙やすりを買ったほうがいいとのこと。するぷ的には、まず400番でこすって、600番でこすって、1000番で仕上げるのがよいかと。)

- デコパーツ接着用の接着剤
(デコパーツを接着する専用の接着剤「Perfect Deco」)

総額: 5000円くらい。
(材料はスプレー、紙やすり、ケースは、池袋のビッグカメラ本店で購入し、デコパーツは原宿のラフォーレ内にある貴和製作所で購入とのこと。)

工程1:デザインしよう!

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まず、どのようにデコるかデザインしてからつくりはじめたそうです。

たしかに、カバーの上にどのようにデコパーツを配置するか決めてからのほうが、塗装を始めた方が、カバーに傷も付きにくいですしね。どのように配置するから決めて、写真をとっておくとよいでしょう。

工程2:綺麗にカバーを塗装しよう!

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塗装の工程としては、以下の順番を踏みましょう。

1. カバーをヤスリでこすって、塗装が定着しやすいように下地をつくる。
(例:紙やすりの400番→600番→1000番でこすって下地をつくる。)
2. まず下地に色の基本色を塗装する。
(ここではマットホワイト)
3. 乾かす。
4. 次に自分がしたい色を塗る
(ここではパールホワイト)
5. 乾かす。
6. 仕上げに光沢を出すため光沢スプレーを吹きかける。
(ここではトップコート光沢)
7. 乾かす。

こうして書くと、大した作業ではないように思えるかもしれませんが、実際にやると全然思い通りにいかないのが、スプレー塗装の難しさ。カバー塗装のコツを@umi_kazさんに聞いてみました。

コツは素早く、薄ーく、何度も重ね塗りする事。
妥協せず、気に入らないところはヤスリで削って何度もやり直す事、諦めない事!!!です(`・ω・´)キリッ

引用元:@umi_kazさんより。

とのこと!

おいらも少なからずスプレー塗装の経験があるのですが、大事なのは焦らないこと。

本当に焦りは禁物で、早く仕上げようと思ってやると大体汚くなって失敗します。@umi_kazさんのいうとおり、焦らず何度もやり直す覚悟でやると、上手くしあがりやすいでしょう。失敗して当たり前という気持ちでやりましょう。

ちなみに、塗装にかかった時間は2時間で、乾かすのに6時間かかったそうです。やはり一日かけるつもりでチャレンジした方がよさそうですね。

工程3:後はデコって完成!

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十分にケースが乾いたら、あとは最初にデザインしたとおりデコるのみ!

大事なのは、工程0で紹介しましたが、デコ専用の接着剤「Perfect Deco」を使うことだそうです。

一般的な接着剤(アロンアルファ等)だと、接着剤が白く固まって見た目が悪くなるからとのこと。

編集後記。

どうでしたでしょうか? ちなみに@umi_kazさんは、このiPhoneデコカバーをつくるのは初めてだったそうです。が、完成されたカバーは塗装が初めてだとは思えないほどちょーきれいに仕上がってました!

ですので、とにかく慎重に、失敗を恐れずに、以上の工程とコツを踏めば、みなさんもオリジナルのデコカバーがつくれるはずです!

どのiPhoneケースも満足できない!!という方は一度試してみてはいかがでしょうか。ちなみに、オリジナルのデコケースは、とても愛着がわくし、なにより作業している間が楽しいそうです!

市販されているカバーでは、どれも満足できない工作好きなあなた! この記事を参考にオリジナルのカバーを作ってみてはいかがでしょうか!