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iOS4.3の目玉機能の一つな、Javascriptが今までの2倍の速度で動かせる「Nitro JavaScriptエンジン」。カナダのBlaze Software社のよるとUIWebViewで動作するブラウザ、つまりSafari以外のiOSブラウザには搭載されていないようです。

やはりSafariとUIWebViewは違う物だったか・・・。

カナダのBlaze Software社が行ったテストによると、AndroidとiOSのブラウザの速度を計測したところAndroidの方が50%早いという結果がでたそうです。

しかしながらNitroエンジンを積んでいるのにそんなはずがなかろうと問いてみたところ、この速度テストに使ったブラウザは、UIWebViewを用いたカスタムブラウザで、そのUIWebViewにはNitro JavaScriptエンジンは搭載されていないからこのような結果になったのだろうと回答したそうです。

まぁAndroidの方が早かったうんぬんは置いておいて、UIWebViewにNitro Javascriptエンジンが付いてないのはショックだなぁー。

これはつまり、iOSデベロッパーがつくるブラウザは、Safariよりどうしても遅くなってしまうことになりますからねぇ・・・。

いやー、iOS4.3以前から挙動がSafariとUIWebViewでは結構違うから、もしやと思ってましたが、やっぱりSafariには独自のチューンナップが図られているんですなー。

うーむ。せめてNitro JavaScriptエンジンくらいはUIWebViewにも欲しいものですが・・・。

via:yebo blog: 「ブラウザはiOSよりAndroidが50%速い」というテスト結果は信用できない