和洋風KAI

「おかげさまで武道館でライブができることになりました!」というのは音楽業界に都合の良い洗脳なのでは?


最近よく思い出すのが、先月8月にいったアニサマ2008の思い出なのですが、なんか日が経つにつれて思うのが、「ん?そういえばほとんど出演者の顔がわからなかったなぁ~」ということ。

なんか、自分がひいきにしてたマイナーなアーティストが認知度を上げるにつれて、どんどんメジャーになっていき、段々アーティストとの距離が遠くなるなぁ・・・的なセリフはよく聞きますが、そうなると本当に物理的に遠くなるんですよねぇ。

アーティストの細かな動きや歌いっぷりが目で確認できなくなるのにも係わらず、「ありがとうございます!おかげさまで今回は武道館でできることになりました!」とかいうのは違うんじゃねぇーのと思ってきたわけです。

ってことで、デカイ会場に文句をいわせてください

アニサマの会場、さいたまスーパーアリーナでは、神席でもほとんど顔が確認できなかった。

アニサマ2008では、2Daysとも参加してきたわけなんですが、1日目はむちゃくちゃステージから遠い糞席で、2日目は、ステージ真ん前の神席でした。

どっちも経験できたわけなんですが、どっちもアーティストの顔が遠すぎてわからなかったんですねぇ。 ハッキリ顔の構造を把握できたのは、近くまで来てくれたJAM Projectの遠藤さんぐらいでしょうか

ライブにいく理由とは?

ライブの理由とは、わざわざ書かなくてもいいくらいハッキリしてます。

▽ライブにいく理由

1.アーティストの生顔が確認できる!!
2.アーティストの生声、生演奏が聴ける!!

この2つだと思うんですよねぇ~。

ってことでデカイ会場になってしまうと、理由の一つである、アーティストの生顔を見に来たのに、TVのモニターで確認するという本末転倒なことになるわけです。

こんな有様で「ありがとうございます!おかげさまで今回は武道館でできることになりました!」というのは、絶対違うだろうと!!

水樹奈々のデカイ会場でのライブを見て思うこと。

たとえば水樹奈々のライブDVDをみて思うことなんですが、色々着替えが多いわけです。

いろいろ凝った衣装や、可愛らしい衣装、ドレス等々、様々に着替えていくわけですが、会場の大半の人たちは、衣装を生で見ることはできず、会場にあるモニターで確認してるわけです。

これでは、いくら着替えられても、あまり意味がないのではないか?と思うのは僕だけでしょうか?

僕なら着替える回数を半分にしてでも、会場を直に回ってもらいたいと思うのですがどうでしょうか?

そりゃあれだけのお客を集める人気アーティストなわけなのですから、難しいとも思うのですが、いつもあれだけ大きい会場でやるなら、彼女がそつなく歩き回れるぐらいのスペースを客席を若干減らしてでも設けるべきだと思うんですけどねぇ~。 

言いたいことは会場が大きくなるのは、必ずしも良いことではないということ!

いろいろ文句をいってきましたが、言いたかったのは「ありがとうございます!おかげさまで今回は武道館でできることになりました!」というセリフは、全然良いことではないということです。

「うぉおおおやったー!!さすが俺の嫁!!」と諸手をあげて喜ぶものではない。

お客をたくさん呼べるからといって、会場をただ大きくしてしまうのは悪なのでは?と思う今日この頃です。

(とはいったもののライブは行きたい・・・。みのりんなら、まだ小さい会場でやってくれるだろうか・・・。(;^ω^))