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iPhone 3GSの機種変更における、ソフトバンクショップ「頭金騒動」のカラクリ。

GIGAZINEのエントリーにあった「頭金」「契約金」と称する上乗せ代金をソフトバンクショップなどに取られてしまった場合、どうすればいいのか?でいわれている、「この頭金は法律的に問題ない」と発言しているソフトバンクの言い分をようやく理解したので、その理由を書いてみます。

ソフトバンクのiPhone 3GS価格はオープン価格。

ソフトバンクオペレーター&某大手家電屋さんのお話によると、iPhone 3GSはオープン価格だそうです。

オープン価格とは、本体価格の金額を各ソフトバンクショップで自由に設定できることをさします。

頭金とは?

契約成立の際に、契約実行の証拠として買い手や注文主が相手方に払う金。代金の一部として現金で支払われる。いずれ代金に含まれるが、代金そのものではない。頭金の残りはローンとして払う。契約保障のためと、月々のローンの負担を減らす役割がある。

頭金とは – 意味/解説/説明/定義 : マネー用語辞典

オープン価格だから「頭金」は問題ないといえる。

たとえばiPhone 3GSの仕入れ価格が1000円だとします。
そしてソフトバンクは本体価格の金額が各ソフトバンクショップ店によって自由に設定可能となっています。

あるソフトバンクショップA店が500円プラスして1500円を本体価格として販売するとします。(オープン価格)

そこで頭金を500円分とるとします。

1000円に500円プラスして本体価格としているわけですから、頭金といって問題ないわけです。 なぜなら価格は自由に設定可能だから。

そしてこの頭金500円はソフトバンクショップA店の儲けになるわけです。

1500円の本体価格(オープン価格)に頭金500円分減って実質1000円で買うわけですから、ソフトバンクからいえば「どこが問題なんですか?」という話になるわけです。

大体、家電屋さんも、同じ液晶テレビでも、お店によって値段違うじゃんってわけです。

ただ我々ユーザーは、どこのソフトバンクショップも同じ価格だと思っているから、「コラァ!!!!」になるわけです。

我々消費者はどうすればよいのか?

ソフトバンクでiPhone 3GSを買う場合は、店に寄って価格は大きく違ってくると認識することです。

液晶テレビなどを買う時と同じで、各ソフトバンクショップで大きく値段は変わってくるのですから、事前に一括購入価格を電話で聞いておきましょう。

iPhone 3GSの機種変更の場合、iPhone for everybody加入の場合、16GBだと64,800円、32GBだと76,320円を超える、お店はやめておきましょう。

ただ、どこのソフトバンクショップも金額を高く設定しているわけでなく、オプション強制なし、頭金ゼロといった良心的なところもあるそうなので、iPhone 3GSを安く買うためには、根気よく電話して、頭金ゼロ、16GBだと64,800円、32GBだと76,320円を超えないところを探す事が大事です。

※ 4つのオプションをつけることで頭金ゼロになるところもあります。(大手家電屋のソフトバンクショップを含めて)