iPhoneも含めると、今のiPodシリーズは、iPod shuffle,iPod nano,iPod classic,iPod touch,iPhoneの5種類となりますが、将来はどう移ろい行くのでしょうか。
Appleが今後、ハードディスクを使っているiPod classicをアップデートすることは、ちょっと想像すらできない。まだしばらくは売り続けるだろうし、価格の変更ぐらいはあるかもしれない。でもAppleがこの古代生物の改良に時間を割くことは、まずあり得ない。
たしかにClassicは生き残るのはちょっと難しいかもしれないな〜。
iPod classicが生き残るには難しい理由。
ハッキリ言ってしまえば、「一番個性の弱いiPod」だからでしょう。
iPod shuffleには「安価に気楽に音が聴ける」、iPod nanoには「小さく、リッチに音が聴ける」、iPod touchには「タッチパネル&無線LANケータイの可能性」、iPhoneには「iPodシリーズすべての機能+電話」がありますが、
これらのシリーズにくらべると、どうもiPod classicには突出した特徴がない。
iPod shuffleとnanoがこれ以上容量が大きくなったらClassicの立場はなくなる。
フラッシュメモリーはどんどん進化していて、どんどん安価、大容量になってきています。 もちろんshuffleもnanoも容量をドンドン増す事でしょう。
するとiPod classicの現在最大の武器「大容量」の価値がどんどん薄れていく訳です。
おそらくnanoの32GBバージョンが出た時点でclassicの価値はほぼなくなるでしょう。(デザインは個人的には大好きなんだけど。)
将来のiPodシリーズはどうなる?
TechCrunchさんでは、「classicは滅び、nanoとshuffleにカメラがつくことになるだろうけど、いずれtouch以外滅ぶ」とありましたが、僕はこうなるんじゃないかなと。
iPod shuffleの将来
絶滅しないと思います。 安価だし、Appleも「敷居の低いiTunes Storeの玄関」と考えているでしょうから。 しかもnanoがあるからこれに液晶がついてカメラがつくとは考えにくい。 だから容量は増していき、スタイルをころころ変えて残っていくと思います。
iPod nanoの将来
まだ絶滅しないでしょう。 これ以上小型化する必要も無いし、タッチ化しても小さいから使いにくいだろうし、これも容量が増えて、スタイルをころころ変えて残っていくんじゃないかと。あっカメラはつくと思います。
iPod classicの将来
残念ながら、TechCrunchさんのとおり滅ぶと思います。
理由は今まで書いたとおりです。
iPod touchの将来
今のClassicの座に座るカタチ、大容量iPodという位置づけで残っていくでしょう。 次のiPod touchはカメラ+マイクが搭載されるという噂を聞きますし、無線LANケータイとしても、まだまだ君臨していくと思います。
iPhoneの将来
今の「iPhone 3GS」が究極形態のような気がしてます。たぶんこれが小型化する意味はないんじゃないかと。だって小さくなったら人間の指じゃタッチしにくくなりますからね〜( ´∀`;)
こっからの進化は正直考えにくいけど、Appleならなんかやってくれるんでしょう。
というわけで、僕はiPod classicだけ、残念ながら近い将来いなくなっちゃうんじゃないかな〜と。
思い出深い製品なだけに寂しいんですけどねぇ〜。