出だしのケフカ風の笑い声から雰囲気でまくりw
悪ノ娘の感想。
なんという耳残りな曲なんでしょうか! 悪ノ召使もそうでしたが、悪ノPさんがつくる曲は、なぜこうも中毒性が高すぎる!
しょせんボーカロイドなんて・・・なんて気がどっかでありましたが、この悪ノ娘は、そんなボーカロイドの欠点である感情の無さを上手く長所にしてしまった感じがありますね〜。
悪ノ娘の魅力は、終止止まる事の無いリズミカルな曲調でしょうか。 これのおかげで、一度聴いてしまうと最後まで聞きたくなるし、そしてまた再び聞きたくなり永久ループが始まってしまうだよな〜
さらに悪ノ召使を聞く事で、なんと深い曲だったんだろうと思う事でしょう。
しかしながら、結構落ちる曲なので注意が必要ですが・・・
悪ノ娘の歌詞。
むかしむかしあるところに
悪逆非道の王国の
頂点に君臨するは
齢十四の王女様
絢爛豪華な調度品
顔のよく似た召使
愛馬の名前はジョセフィーヌ
全てが全て彼女のもの
お金が足りなくなったなら
愚民どもから搾りとれ
私に逆らう者たちは
粛清してしまえ
「さあ、ひざまずきなさい!」
悪の華 可憐に咲く
鮮やかな彩りで
周りの哀れな雑草は
嗚呼 養分となり朽ちていく
暴君王女が恋するは
海の向こうの青い人
だけども彼は隣国の
緑の女にひとめぼれ
嫉妬に狂った王女様
ある日大臣を呼び出して
静かな声で言いました
「緑の国を滅ぼしなさい」
幾多の家が焼き払われ
幾多の命が消えていく
苦しむ人々の嘆きは
王女には届かない
「あら、おやつの時間だわ」
悪の華 可憐に咲く
狂おしい彩りで
とても美しい花なのに
嗚呼 棘が多すぎて触れない
悪の王女を倒すべく
ついに人々は立ち上がる
烏合の彼らを率いるは
赤き鎧の女剣士
つもりにつもったその怒り
国全体を包み込んだ
長年の戦で疲れた
兵士たちなど敵ではない
ついに王宮は囲まれて
家臣たちも逃げ出した
可愛く可憐な王女様
ついに捕らえられた
「この 無礼者!」
悪の華 可憐に咲く
悲しげな彩りで
彼女のための楽園は
嗚呼 もろくもはかなく崩れてく
むかしむかしあるところに
悪逆非道の王国の
頂点に君臨してた
齢十四の王女様
処刑の時間は午後三時
教会の鐘が鳴る時間
王女と呼ばれたその人は
一人牢屋で何を思う
ついにその時はやってきて
終わりを告げる鐘が鳴る
民衆などには目もくれず
彼女はこういった
「あら、おやつの時間だわ」
悪の華 可憐に散る
鮮やかな彩りで
のちの人々はこう語る
嗚呼 彼女は正に悪ノ娘