いやー。Packager for iPhoneで作ったコードは、xcodeのものとそれほど異怪なものなのか、ジョブズにねじ伏せられたのかのかわかりませんが、AdobeがiPhone向けFLASHの開発を中止したそうです。(via:Tech Waveさん)
宣戦布告を受け入れたと言うのはやはり訴訟へ?
AdobeのFlashビデオプラットフォームのプロダクトマネージャーMike Chambers氏は自身のブログで、「開発済みのiPhone、iPad向けFlash関連ツールは引き続き出荷するものの、今後このツールに対し新たに投資する計画はない」と明言した。AppleがiPhone、iPad開発者との合意書の中でFlashを使って開発したアプリを却下する可能性があるように書かれた条項に対するAdobe側の反応で、Los Angeles Timesは「AdobeがAppleの宣戦布告を受け入れた」と評している。
というわけでFLASH CS5にはiPhoneアプリ変換ツール「Packager for iPhone」は搭載されるけれど、バージョンアップすることはないと宣言したそうです。
しかも、それをつかってアプリを開発しても、App Storeの審査を通るかどうか保証もできないとのこと。決して安くないので、FLASHでiPhoneアプリ開発を目論むのは危険ですなー。
個人的には、開発する手段はいくつもあってよくて、それが増えれば増えるほど、よいアプリも増えるんじゃないかと思ってましたから、ちょっと残念ですねー。
まぁ、FLASHで制作できてしまうとなると、シェア90%以上を誇るWindowsでも開発できてしまうことを恐れたのかもしれませんなぁ。(現状ではMacを使わないとiPhoneアプリは制作できません。)
さて、気になるのが「宣戦布告を受け入れた」と発言しているところ。
やっぱり訴訟ものになるんですかねー。Adobe大好き、Apple大好きな僕としては、これが原因で、MacからPhotoshopが無くなるとかあってほしくないものですが・・・。