当方のデュアルディスプレイ歴は結構長い。
かれこれ10年くらいWindows時代も含めてデュアルディスプレイで作業し続けている。
「17インチx2のデュアル」から始まり、次は「17インチx2と19インチのトリプル」、その次は「MacBook Air13インチとiMac27インチのデュアル」を経て、今は「MacBook Pro Retina15インチとiMac27インチのデュアルディスプレイ」で作業している。
ディスプレイの数や大きさは色々変えてきたが、並び方はいつも横に並べてきた。別にこだわりがあったわけじゃない。横に並べるのが当たり前だと思っていたからだ。
しかし先日、二年ほど前にごりゅご.comの中の人が「縦並びのデュアルディスプレイがかなり快適なんだよなー。」と言っていたのを思い出した。話を聞いた当時、「便利そうだな」と思ってはいたが実践してはいなかった。しかし、これが実際にやってみるとすこぶる快適なのである。
今日はちょっと縦ラインのデュアルディスプレイについて語ってみたい。いやホントに快適なのだ。
横並びより、縦並びのデュアルディスプレイの方が把握しやすい。
実際に試してみて目から鱗だったのが、縦ラインのデュアルディスプレイは一度に2つのディスプレイをチェックしやすいことだ。
横並びのデュアルディスプレイはディスプレイが大きくなればなるほど一度に把握することは難しくなるが、縦並びならばそんなことはない。少なくとも27インチと15インチとの縦並びではそんなことはない。
おそらく人間の目は横に見るよりも縦に見る方が見やすく出来ているのだろう。また横並びのデュアルディスプレイは、お互いのディスプレイのベゼルがぶつかってしまうのも原因の一つかも知れない。
実際二つディスプレイをもっているなら縦並びにして試してみて欲しい。横に比べて縦で見た方がラクのはずだ。
首を動かすことがなくなるから目線が散ることなく首も目もラク。
縦ラインのデュアルディスプレイの最大の利点はこれである。横並びに比べて首を動かすことがほとんど無くなる。
例えば、横並びのデュアルディスプレイの場合、横にあるディスプレイを見るときはどうしても首を動かさなければならない。ずーっとみなければならないときは首を横に向けたままというのもしばしばだ。
これは結構首が疲れる。てか、おかげで首が痛くなってしまったことが多々あった。
縦並びにしてからは、そんなことはなくなった。ちょいと首を上にあげるだけでいい。きっと首も横にむけるより縦に向けた方がラクに出来ているのだろう。
また、目線を大きくそらすことも無くなったから目もラクだ。
縦ラインのデュアルディスプレイのコツ。
いいことづくしの縦ラインのデュアルディスプレイだが、そのままだと前と後ろのディスプレイがかぶってしまうため、後ろのディスプレイをちょっと高めの所に設置してやる必要がある。
ごりゅご.comに書かれていた、数冊の雑誌をディスプレイの下に敷くという方法もお手軽でいいが、ちょっとスタイリッシュなデスク周りにしたいという欲のため専用の台を購入した。↓↓
USBポートが6つ付いているし、キーボードやトラックパッドも収納できるから中々使える。(※ 正式には、自分が購入したものは現在売り切れになってしまっており上のものは色違いである。ちなみにこれは現在Amazon.comでしか買えないため注意。)
これがiMac late 2009とMacBook Pro Retina 15インチを縦並びのデュアルディスプレイにする上でなかなかちょうどいい高さでしっくり決まってくれる。もし同じ環境ならばこれがオススメである。
違う環境の場合は、世の中にはたくさんのディスプレイスタンドが売っている
あとがき。
ちょっとしたことで大きく作業効率が改善してしまうというのは大変面白い。本を数冊ディスプレイの下にいれて縦に並べるだけで大変便利になってしまう。
たぶんこういった便利な小技はまだ他にも色々あるのだろう。見つかったらまた書きたいと思うのでお楽しみに。
(いやはや奥が深いぜ・・・。デスク環境ってやつぁ・・・。)−y( ´Д`)。oO○
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