和洋風KAI

世界最強の座は、AppleからGoogleを子に持つ「Alphabet」へ。

Photo by: Duncan Hull

2/1(米国時間)に発表された四半期決算で、Googleの親会社「Alphabet」は時価総額67兆円となり、Appleの時価総額の64兆円を抜き、世界で最も高い時価総額の会社となりました。

Googleの今期決算はウォールストリートの予測を粉砕し、213億ドルの売上と8.67ドルの1株当たり利益(EPS)を計上した。アナリストは売上を208億ドル、EPSを8.09ドルと予想していた。これと同時に、Alphabetは世界でもっとも時価総額の高い株式上場企業となった。第4四半期決算の発表と同時に株価は8%アップし、時価総額は5580億ドル〔約67兆円〕となった。 Appleの時価総額は5350億ド〔約64兆円〕ルなのでこれを抜いたことになる。

引用元:Googleの親会社、Alphabetが四半期決算公表―ついに世界最大の上場企業に | TechCrunch Japan

ハードウェアで利益を出すApple、ソフトウェアで利益を出すGoogle。

その差が生み出した結果とのことですが、Appleが時価総額1位になった時は、そのハードウェア主体の会社運営こそが強みと言われていたと思うのですが。

噂されているiPhone 6sの販売不振が祟った結果だったのでしょうか。AppleCEOのティム・クックも最近弱気な発言をしていましたが、この1位交代を予感していたのでしょうか。

アップルのCEOであるティム・クック氏は26日、世界的な景気停滞について「かつて経験したことのないような極端な状況」が同社の見通しを暗くさせる可能性があると語りました。

引用元:アップルCEO、世界の景気減退は「かつて経験したことのないような極端な状況」 – ライブドアニュース

ちなみにAlphabetは今回の結果の理由をこう述べています。

決算資料でCFOのRuth Poratは「第4四半期における大幅な売上の増加は モバイル検索、YouTube、広告のプログラム化、その他すべての面でわれわれの多年にわたる投資が実を結び、ビジネスがきわめて好調であることを証明するものだ」と述べた。

引用元:Googleの親会社、Alphabetが四半期決算公表―ついに世界最大の上場企業に | TechCrunch Japan

検索はもう終わったという声が最近大きくなりましたが、依然として検索は強いということですね。しかも「モバイル」検索が理由の一つになっているということはまだまだこれから先期待できそうですね。

Appleもこのまま黙っていないでしょう。

最近、Spotlight検索がどんどん進化しているので、いつかは検索も完全にAppleがやることになるかもしれません。(マップの件もあるので、クオリティがどんなことになるかはわかりませんが。)

ユーザとしてはバチバチやりあって、より良いプロダクトをお互いが出してくれると嬉しいですね。これから先も和洋風KAIはAppleとGoogleに注目していきます。