和洋風KAIは、サーバを二つで運用しています。
HTMLとCMSを置くメインサーバと、画像のみを置くサブサーバの二つです。
なぜこうしているのかというと、サーバの負荷を分散するためです。
HTMLも画像も一緒なサーバにおいていると、突然のサーバ負荷で画像の表示がもたついてしまったがために、肝心のHTMLが全く表示できないようなことが起きてしまいがちです。
せっかくアクセスがあったのに何も読まれずに終わるという最悪の状態ですね。 この記事を読んでいる人は一度は経験している現象ではないでしょうか。
そこでHTMLと画像のサーバを分けておくと、アクセスの負荷が各々のサーバに分かれるのでうまく負荷分散できます。また、画像サーバが落ちてもHTMLだけは表示できたりするので、何も表示されないという最悪の状態を回避することができるわけです。
この体制のおかげか、ここ3年ほどは突然のアクセス暴風雨が吹こうとも何ともありません。非常に安定して運営できています。
さてサーバを分けると聞くと大変難しそうな話ではありますが、そんなことはありません。
やることはこれだけです。
- 画像専用サーバ用に、新規にレンタルサーバを借りる。
- そこに画像アップロード用のWordPressもしくはMovable Typeをインストールする。
- そして、MarsEdit、もしくは手前味噌ですがSLPRO Xか、するぷろ(別売のImage Upload to Another Blogを購入する必要あり)を使って画像だけ画像サーバにインストールされたWordPressもしくはMovable Typeに画像をアップロードする。
こうすれば画像だけを他のサーバにアップロードして負荷分散できます。
ちなみに画像サーバはシックスコアをオススメします。
Google Analyticsで突然同時アクセス1000を超えても余裕でさばいてくれてましたし、ここ3年ほど使っていますが非常に安定して画像を表示してくれています。
ちなみにプランは一番安いS1(月々1,800円)で十分です。
というわけで、最近アクセスが多くて負荷に困っているという方は、別途画像だけのサーバを持ってみるというのを検討してみてはいかがでしょうか。
P.S. ちなみに画像サーバに独自ドメインを当てておくと、突然のサーバの引越しも楽ですし、何と言ってもかっこよくておすすめです(笑)