Photo by: Julian Carvajal
子供の頃から不思議だったのですが、なぜアメリカは「米国」と呼ばれるのでしょうか?
食文化からを見ても、日本の方がよっぽど米国のような気がしますが、一体なぜなんでしょうか?
調べてみると、昔はアメリカのことをメリケンと呼んでいたことに関係するそうです。
大変面白い話なのですが、「メリケン粉」などにその名が残ってはいますが、昔アメリカの事を「メリケン」と呼んでいた時代があったのです。実際、正式な発音ではアクセントが「メ」にくるのです。つまり「ア」が抜けて「メリケン」と聞こえたので、明治時代の初期は「米利堅」と書いたのですよ。それを略して書くと「米国」となってしまった理由なのです。
アメリカ(America)が向こうの発音だと、昔の日本人には「メリケン」に聞こえてしまい、それに漢字に当てはめると「米利堅」となり、それが米国となったというわけですね。
Wikipediaにもそのような記述があります。
条約名のうち「日米」とは、日は日本、米はメリケン(米利堅)で、当時の日本における正式名は日本國米利堅合衆國和親條約(にほんこくめりけんがっしゅうこくわしんじょうやく)である。幕末から明治にかけては、アメリカ合衆国は「メリケン」「米利堅」と呼ばれることが多かった。英文における正式名称はConvention of Peace and Amity between the United States of America and the Empire of Japan(アメリカ合衆国と日本帝国間の平和および修好の条約)であり、「Treaty of Kanagawa」と通称される。
お米から来たわけじゃなく、発音をうまく聞き取れなかったことから米国となったのは面白いですね(笑)
スッキリ!