僕がGmailを使い続ける理由・・・。
やはりそれは検索にあります。どんなメールもとりあえずGmailに入れておけば、後で検索してすぐ読むことができるという安心感。
自分のための便利なデータベースが、Gmailを使うだけで勝手に作られていくというこの感覚。
あまりの便利さに、Gmailがリリースされてから一度もGmailからの移行を考えたことがないですね。それほどGmailは素晴らしいサービスだと感じます。
しかしながら、もっとGmailを便利にすることができるんです。
それは、Gmailの検索コマンドを活用すること。
普通に検索しても便利ですが、検索コマンドを活用すればもっと速く目的のメールにたどり着くことができます。
というわけで、今日は数あるGmailの検索コマンドの中から珠玉のものを厳選してご紹介したいと思います。Gmailer必見!(ぉ
- 1. 添付ファイル付きのメールを検索する。
- 2. YouTube、Googleドライブ、Googleドキュメントに関係するメールを検索する。
- 3. 日時を指定してメールを検索する。
- 4. キーワードを除外して検索する。
- 5. 完全に一致するキーワードを含んだメールを検索する。
- 6. メールをくれた人に絞って検索する。
- 7. 自分宛の副メールアドレスに絞って検索する。
- 8. 未読、既読、重要、スター付きのメールを検索する。
- 9. 迷惑メールの中を検索する。& 迷惑メールを含んだ全てのメールを検索する。
- 10. 二つのキーワードが近いメールを検索する。
- 11. 検索コマンドを複数指定して検索する。
1. 添付ファイル付きのメールを検索する。
後で、添付ファイルにあった領収書や、zipファイルを再度見る必要が出た場合は「has:attachment」と検索すると、Gmailにある添付ファイルを全てリストアップしてくれます。
もちろん、調べたいキーワードと合体させることも可能で、アニメ「魔法少女育成計画」のキーワードが含まれた添付ファイル付きメールを探したい場合は、「魔法少女育成計画 has:attachment」と検索すればOKです。
2. YouTube、Googleドライブ、Googleドキュメントに関係するメールを検索する。
hasコマンドは、添付ファイル付きメールをリストアップするコマンドの他に、YouTubeやGoogleドライブ、Googleドキュメントに関係するメールも探すことができます。数が多いので、下にリストアップしておきますね。
内容 | 検索コマンド |
---|---|
YouTubeが含まれたメールに絞る | has:youtube |
Googleドライブが含まれたメールに絞る | has:drive |
Googleドキュメントが含まれたメールに絞る | has:document |
Googleスプレッドシートが含まれたメールに絞る | has:spreadsheet |
スライドが含まれたメールに絞る | has:presentation |
もちろんこれもキーワードと合わせて検索することが可能です。
例えば、枝垂ほたる関連のスプレッドシートが貼り付けられているメールを探す場合は、「枝垂ほたる has:spreadsheet」と検索すればOKです。
3. 日時を指定してメールを検索する。
あのメール確か2015年頃のものだったはずだけど・・・。
そんな時は以下のコマンドを使いましょう。
内容 | 検索コマンド |
---|---|
指定した日時より後 | after: |
指定した日時より前 | older: |
例えば、2015年1月1日より前のメールを狙い撃ちで検索する場合は「before:2015/01/01」、2010年1月1日より後のメールを検索する場合は「after:2010/01/01」と検索すればOKです。
もちろんこれもキーワードの組み合わせが可能。
4. キーワードを除外して検索する。
例えば、花澤香菜に関するメールを検索する際、矢作紗友里というキーワードが混じったメールは除外したい場合は「花澤香菜 -矢作紗友里」と検索すると、それに絞った検索を得られます。
これは、Google検索にもある便利コマンドですね。ぜひ覚えておきましょう。
5. 完全に一致するキーワードを含んだメールを検索する。
Gmailでキーワード検索するとよくも悪くもゆらぎのある検索結果が表示されます。
例えば、「竹達あやな」と検索しても「竹達彩奈」を含んだ検索結果を表示してくれます。
しかし、「いや俺はしっかり「竹達あやな」と書かれたメールを探したいんだ!」という場合は「"竹達あやな"」とキーワードを半角のダブルクオーテションで囲うことで完全に一致した検索結果を得られます。
これは、Google本体の検索コマンドに通づる便利コマンドなので、しっかり覚えておきましょう。
6. メールをくれた人に絞って検索する。
メールをくれた人に絞って検索したい場合は「from: メールをくれた人の名前、もしくはメールアドレス」で検索すると、それに絞った検索結果を出してくれます。
件名や内容は思い出せないけど、メールをくれた人は覚えている場合は便利なコマンドだと思います。
7. 自分宛の副メールアドレスに絞って検索する。
Gmailは複数のアドレスを管理できますので、「あの副メールアドレス宛に来たメールの範囲で探したいなぁ。」という場合は「to: 自分のメールアドレス、もしくは名前」と検索すると、それに絞った検索結果を出してくれます。
8. 未読、既読、重要、スター付きのメールを検索する。
未読なメールや、すでに既読したメールも狙い撃ちで検索できます。
内容 | 検索コマンド |
---|---|
未読メールに絞る | is:unread |
既読メールに絞る | is:read |
もちろん、重要、スター付きメールも狙い撃ちできます。
内容 | 検索コマンド |
---|---|
重要メールに絞る | is:important |
スターメールに絞る | is:starred |
もちろんこれもキーワードとの組み合わせが可能です。
例えば、けものフレンズに関する重要メールを検索する場合は、「けものフレンズ is:important」と検索すればOKです。
9. 迷惑メールの中を検索する。 & 迷惑メールを含んだ全てのメールを検索する。
Gmailの迷惑メールフィルタは優秀ですが、たまに迷惑じゃないメールを迷惑と判断することがあります。
例えば、土井玄太がくれたはずのメールを迷惑メールの中から検索する場合、「土井玄太 in:spam」 と検索すると、迷惑メールの中から土井玄太に関するメールをリストアップしてくれます。
ちなみに、迷惑メールを含めた全てのメールを対象に検索する場合は「土井玄太 in:anywhere」とすれば可能です。
10. 二つのキーワードが近いメールを検索する。
メールの文章をなんとなく覚えている場合。
例えば、「ウメハラとハイスコアガールとキーワードの距離が近いメールだったなぁ。あれを探したい。」という場合は、「ウメハラ AROUND 10 ハイスコアガール」と検索するとそれらのメールをリストアップしてくれます。
10というのは文字数の部分で、二つのキーワードの距離が10文字くらい空いてた気がすると思ったら指定しましょう。(文字数は指定しなくてもいいですし、正確にあっていなくても検索可能です。)
11. 検索コマンドを複数指定して検索する。
今まで紹介した検索コマンドを一度に複数指定することができます。
例えば、水樹奈々関連の自分の副メールアドレスにきたメールと、魔法少女リリカルなのは関連の水樹奈々が送ったメールを検索したい場合。「水樹奈々 to:xxx@example.com OR 魔法少女リリカルなのは from:水樹奈々」と検索すれば、どちらかの条件に当てはまったメールを検索できます。
全て一度に覚える必要はありませんが、除外キーワード検索と、日時指定検索コマンドと、添付ファイル付きメール検索コマンドを覚えるだけでもだいぶ検索効率が違ってくると思います。ちなみに、この他にもGmailの検索コマンドは存在します。気になる方は公式のヘルプを参考にしてみてください。
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