当たり前ですが目って大事です。
目の疲れは体調に直結します。まず目自体が痛くなったり、それに伴い肩こりがおきたり、偏頭痛なんかも引き起こったりします。
よって、パソコンで仕事するものにとって、目のケアは非常に大事ですが「ケアったって何したらいいんだよ?面倒なことはできないよ?」っていう人は多いと思います。
そんな方は、目に良いディスプレイを使ってみると良いかもしれません。
今回、BenQさんより、アイケアディスプレイと銘打たれた「EW2770QZ」を試す機会をいただいたので感じたことを書いてみたいと思います。
- 今まで、いわゆる「目に優しいモード」は結局見にくくて使ってなかったけど「EW2770QZ」は違う。
- ゲームを長時間してみたけど目が疲れていないことに驚く。
- シャープすぎない優しい映像。
- VGA、DVI端子は無いので注意が必要。
- ベゼルが薄く正面にBENQのロゴすらない。非常にシンプルですっきりとしたデザイン。
- さらに目に優しくしたいなら「LED デスクライトWiT」を併用しても良いかも。
- EW2770QZのスペック
- あとがき
今まで、いわゆる「目に優しいモード」は結局見にくくて使ってなかったけど「EW2770QZ」は違う。
これまでいくつかのディスプレイを使ってきましたが、いわゆる「目に優しいモード」は使っていませんでした。
なぜなら結局見にくいと感じてしまうんですね。必要以上に暗くなったり、滲んでしまったりと。通常よりも映像が汚くなってしまうものがほとんどでした。
しかし、EW2770QZは違いました。「B.I.+」と「ブルーライト軽減モード」を併用して使ってみましたが、むしろのこっちの方が見やすいと感じるほどです。目に優しいからって、肝心の映像の美しさをおろそかにしていない。
目に優しいことはもちろん大事だけど、ディスプレイを使う上での優先順位はやっぱり「映像美 > 目に優しい」だと思うんです。
目に優しくて、かつ、きっちり綺麗な映像を映し出す「EW2770QZ」は素晴らしい製品だと感じました。
ゲームを長時間してみたけど目が疲れていないことに驚く。
最近、とある格闘ゲームにハマっていまして。
これが非常に目を使うゲームで、いつもプレイ後、目が赤くなったり、かすみ目になってたりしてたのですが、このEW2770QZだとそんなことが起きていないことに驚きました。
EW2770QZには、環境によって輝度を自動調整する「B.I.+」、ブルーライトを軽減する「ブルーライト軽減モード」、眼精疲労を引き起こす原因と言われるバックライトのフリッカーを軽減する「フリッカーフリー技術」など、目を守るための機能が搭載されています。(フリッカーフリーやブルーライト軽減モードは今までのBenQディスプレイに搭載されていますが、EW2770QZではより踏み込んだ性能になっているそうです。)
これらの縁の下の力持ち的なテクノロジーが、長時間プレイし続けても、きっちり僕の目を守ってくれたようです。
アイケアディスプレイの銘に偽りなしと感じました。
シャープすぎない優しい映像。
最初、EW2770QZが映し出す映像を見て「ちょっと独特だな。」と感じました。
なんと言ったらいいのか、軽く紗がかかっているような映像(に見える)なのです。それによって決して見にくくなっているわけではありません。
例えるなら、今までのディスプレイの映像が旧エヴァなら、このディスプレイの映像は新劇場版エヴァのような感じというか。
ちょっと高級感のある映像といえばいいのですかね。シャープすぎない優しい映像だと感じました。
VGA、DVI端子は無いので注意が必要。
VGA、DVI端子はないので注意が必要です。
EW2770QZを接続できる端子はDisplayPortが1つとHDMIが2つとなっています。
ベゼルが薄く液晶正面にはBenQのロゴすらない。非常にシンプルですっきりとしたデザイン。
僕がBenQディスプレイで好きな所の一つが「デザインが非常にシンプルなこと。」です。
このEW2770QZも、非常にシンプルで僕好みです。
なんせ液晶正面は黒一色でBenQのロゴすらありません。ディスプレイの周りにあるのは極薄のベゼルのみ。この硬派なデザインが非常に僕ごのみ。
ただ、足が銀色なので、正面をより真っ黒にしたい人はディスプレイアームを使ってみると良いでしょう。
ちなみに背面はこんな感じです。
さらに目に優しくしたいなら「LED デスクライトWiT」を併用しても良いかも。
さらに目を優しくしたいなら、「LED デスクライトWiT」(別売)を導入してもいいかもしれません。
室内にいてもディスプレイ周りの光の具合は結構変わります。日が出ている朝から昼にかけては特にですね。
この「LED デスクライトWiT」はアイケアモードを搭載していて、周りの環境に応じて目に優しい適切な明るさを自動調節してくれます。
例えば、昼の時間で部屋にもよりよく光が入っている環境なら光を強く。夜の時間でちょっと暗めの環境ならば、光を少し落としてくれます。
液晶を、より見やすく、目に刺激を与えない環境を「LED デスクライトWiT」が作ってくれるわけです。
EW2770QZのスペック
最後に、EW2770QZのスペックを載せておきます。
インチ | 27インチ |
液晶パネル | IPSパネル |
アスペクト比 | 16 :9 |
解像度 | 2,560 x 1,440 |
広視野角 | 178°/178° |
応答速度 | 5ms GTG(中間諧調) |
B.I | ◯ |
ブルーライト軽減 | ◯ |
フリッカーフリー | ◯ |
対応端子 | DisplayPort端子 x 1 / HDMI 1.4端子 x 2 / ヘッドホンジャック |
スピーカー | 2W x 2 |
同梱ケーブル | 電源ケーブル(1.5m) / HDMIケーブル(1.5m) |
あとがき
価格はまだ決まっていないようですが、6~7万円を想定しているそうです。BenQディスプレイ全体の価格帯からは少し高めの製品になります。
少しお高めに感じるかもしれませんが、冒頭に言った通り、目の不調は体調の不調に繋がります。ちょっといいものを買うことによって、目の調子が良くなるならば決して高い買い物ではないと思います。
眼精疲労で目が痛い。肩こりになった。偏頭痛がやばい。
なんて理由で病院にいく前に、BenQの「EW2770QZ」で、そもそもそれらの症状を予防する環境を整えてみてはいかがでしょうか? おすすめです。
ちなみに、発売日は7月14日だそうです。
P.S. BenQさんは、BenQ製品の魅力を熱っぽく語ってくれるBenQアンバサダーを募集しているそうです。「BenQが大好き」「BenQをめちゃくちゃ活用している」「BenQを語らせたら俺の右に出るものはいない。」という方はぜひ登録してみてはいかがでしょうか?