Dropboxは便利だ。
もう今更すぎて改めて言うことでもないが、最近改めてDropboxは便利だと感じている。
Dropbox最大のウリといえば「OSに馴染んだ形で手持ちの複数のデバイスでファイルを共有できる。」ことだろう。
しかし、それ以外にも便利な面があることを改めて言いたい。
それは以下の3つだ。
自宅とは別の場所に自動でバックアップができる。
Dropboxは当たり前だが、自分のパソコン以外の場所にもファイルが保管される。つまり自動でバックアップしてくれるわけだ。
これは改めて素晴らしいことだと思う。
こういうと「わざわざDropboxなんて使わなくても外付けハードディスクを買ってそれで自動バックアップすればいいじゃん。」と言われるかもしれない。
しかし、外付けハードディスクは壊れることもあるのだ。そんなに滅多に壊れることはないと思うかもしれないが、僕は一回全データを失ったことがある。
そう。物理的に壊れてしまったのだ。
たとえ、モノ自体は完璧でも、コーヒーを不意にこぼしてしまったり、テーブルから落下したり、突然停電が発生してディスクが破壊される可能性はある。
そう考えると本当に大事なデータは自宅でバックアップしたくはない。Dropboxに置いておくことが一番安全だと考えている。
しかも、Dropboxはファイルの過去のバージョンをもきちんと保存してくれる。不意に自分でファイルを上書きしてしまっても元に戻せるのだから鉄壁といえる。
あ、これは次の項目で話そう。
テキストとものすごく相性が良いDropbox。自動で過去のバージョンを記録してくれる。
先ほども言った通り、Dropboxは過去のバージョンを保存してくれる。無料プランだと30日間。有料プランだとさらに長く保存できる。つまり置いておくだけで二重、三重のバックアップをとることができるわけだ。
例えば、xxx.txtというファイルの一昨日のバージョンが急に必要になったとしても、ファイルを右クリックし「バージョン履歴」をクリックすれば、すぐ取り出すことができる。
これに何度助けられたことか。
絶対消えて欲しくないファイルや、元に戻すことがよくあるファイルはDropboxは置くことをおすすめしたい。特に文章をよく書く人や、プログラミングする人は、ファイルをDropboxに保管しておくと良いだろう。
テキストファイルはサイズも軽いので例え無料プランであってもそこそこ使える。サイズが軽いので同期スピードも速くて非常におすすめだ。
Dropboxは添付メールをコントロールできる。ファイルをメールするときはDropboxを使うべき。
添付ファイルのついたメールを送信した後に限って「あ、あそこの部分を手直ししたい。」と思ったことはないだろうか?
そんなことがよくあったので、ファイル付きのメールをするときは、僕は必ずDropboxの共有リンク機能でURLを作成し、それをメールに貼付けて送信する。(Dropboxにあるファイルを自分以外の人に共有できる機能で、ファイルを右クリックし「Dropboxリンクをコピー」をクリックすればそのファイルにアクセスできるURLを発行できる機能。)
なぜなら、Dropboxを使えば添付ファイルをコントロールすることが出来るからだ。
当たり前だが一度添付ファイルをメールしてしまうと、その添付ファイルは二度と再編集することができない。再度メールすればいいかもしれないが、再び文章を書かなくてはいけないので非効率だ。
しかし、共有リンク機能を使った場合は、いくらでも手直しできる。変更したいファイルをDropbox所定の場所に上書きするだけでいいのだから。もちろんファイルを削除することも可能だ。
これに慣れてしまうと、わざわざ添付ファイル付きメールを送るなんて面倒なことはできない。この機能を知らない人が意外に多いのでぜひ使ってみてほしい。
あとがき
そんなわけで、Dropboxは非常に便利だ。こんなに便利なものを無料で使えてしまうのだから使わない理由はない。(ただし無料プランは2GBだけ)
まだ、使ったことのない人はもちろんのこと、使ったことある人も改めてDropboxの素晴らしさを実感してほしい。