iPhone Xには、iPhoneで初めて有機ELディスプレイが搭載されました。

有機ELディスプレイは、色々な形に加工できたり、省エネだったり、薄かったりと従来の液晶に比べてメリットが多いのですが、長時間同じ画面を表示するとその画面がずっと残り続ける「焼き付き」と呼ばれる現象が起こりやすいとされています。

iPhone Xもその焼きつきの現象が起こりうるそうで、Appleは長時間同じ画面を表示させ続けないで欲しいとコメントしています。

長期的に使っているうちに、見え方に若干の変化が見られる場合もあります。これもまた予想されることで、「残像」や「焼き付き」など、画面に新しい画像が表示された後も前の画像がかすかに残って映るといった現象も、起きるようになる場合があります。(中略)静止画像を最大輝度で長時間表示し続けることは避けてください。iPhone X を特に使っていないときでもディスプレイをオンのままにしておく App がある場合は、コントロールセンターを使って明るさを一時的に低くしておけます。

引用元:iPhone X の Super Retina ディスプレイについて - Apple サポート

しかしながら、iPhone Xの有機ELディスプレイは、同じく有機ELディスプレイを積んでいる「Samsung Galaxy S7 Edge」と「Samsung Galaxy Note 8」に比べて焼き付きしづらいそうです。

Cetizenという韓国のサイトが23日間この3つの端末で同じ画面を表示し続けて比較してみたところ、iPhone Xが最も焼き付きに強かったそうです。↓↓

iPhone Xの焼き付き具合

Photo by: cetizen.com

左側がGalaxy S7 Edge、真ん中がiPhone X、右側がGalaxy Note 8とのことで、確かに最もiPhone Xが焼き付きが薄くみえますね。

ただし、全く焼き付きがないわけではないので、やはり同じ画面を表示し続けるのは危険ですね。

Cetizenには他の比較画像がたくさん掲載されているのでぜひチェックしてみてください。

via: 気になる、記になる…

夜寝るときにYouTubeをつけっぱなしにすることが多々あるので、同じ画面を表示し続ける動画には気をつけるようにしよう・・・。うっすらと人の顔が焼き付いていたら怖すぎる(笑)