新幹線は高い。
東京-名古屋間でも、指定席で大体10,880円。グリーンで14,470円くらいする。
「東京から名古屋なんてそんなに遠くないじゃん!もうちょっと考えてくれよ!JRさん!」
と思うのだがJRしか新幹線をもってないんだから仕方がない。JRの窓口でどんなにがなりたてても値下げ交渉に応じてくれるわけがない。
とはいえ少しでも旅費を安くしたいと思うのは人の性。
実は、通常よりも新幹線に格安の料金で乗ることができる方法が存在する。
それはJR東海ツアーズが販売している「ぷらっとこだま」である。
新幹線に格安の料金で乗れる「ぷらっとこだま」とは?
ぷらっとこだまとは、JR東海ツアーズが販売している格安の新幹線チケット。
数日前に、店舗、電話もしくはネットで予約することを条件に、通常の料金より格安で新幹線こだまに乗ることができる。
ちなみに停車する駅は、東京、品川、新横浜、静岡、浜松、名古屋、京都、新大阪の8つ。
通常の新幹線とぷらっとこだまの料金比較表。
さて、気になるのは新幹線の料金がどれだけ安くなるのかだろう。
東京・品川から名古屋・京都・新大阪の新幹線料金を比較してみた。
通常期(2017/12/1~12/27、2018/1/7〜3/9)と繁忙期(2017/12/28~2018/1/6)で料金が違ってくるので注意。
ぷらっとこだま(通常期) | 通常(通常期) | 差額 | |
---|---|---|---|
名古屋 | 指定席:8,300円 グリーン席:9,300円 |
指定席:約10,880円 グリーン席:約14,470円 |
指定席: -2,580円 グリーン席: -5,170円 |
京都 | 指定席:10,300円 グリーン席:11,800円 |
指定席:約13,600円 グリーン席:約18,380円 |
指定席: -3,300円 グリーン席: -6,580円 |
新大阪 | 指定席:10,500円 グリーン席:12,000円 |
指定席:約14,140円 グリーン席:約18,920円 |
指定席: -3,640円 グリーン席: -6,920円 |
ぷらっとこだま(繁忙期) | 通常(繁忙期) | 差額 | |
---|---|---|---|
名古屋 | 指定席:9,500円 グリーン席:10,500円 |
指定席:約11,080円 グリーン席:約14,670円 |
指定席: -1,580円 グリーン席: -4,170円 |
京都 | 指定席:11,600円 グリーン席:13,100円 |
指定席:約13,800円 グリーン席:約18,580円 |
指定席: -2,200円 グリーン席: -5,480円 |
新大阪 | 指定席:12,000円 グリーン席:13,500円 |
指定席:約14,340円 グリーン席:約19,120円 |
指定席: -2,340円 グリーン席: -5,620円 |
ぷらっとこだまのメリット・デメリット
さて、なにやらよさげの「ぷらっとこだま」だが、当然メリット・デメリットがある。
まずメリット。
- 格安で新幹線こだまに乗ることが出来る。
- グリーン車だと特にお得。
(東京-名古屋だと+1,000円でグリーンに乗れる) - 新幹線乗り場のホームにあるキオスクで交換できるフリードリンク券をもらえる。
- こだまはゆっくりとした運行なので、のんびり新幹線の旅を満喫できる。
そしてデメリット。
- 前日までに予約する必要がある。
(JR東海ツアーズ店に直だと前日、電話だと出発の2日前、ネットだと5日前までに予約をしておく必要がある。) - こだまは各駅のため遅い。
(東京〜名古屋だと2時間50分くらい。通常だと1時間50分くらい。) - こだまは車内販売がない。よって事前に駅弁や飲み物を買っておくか停車する駅を把握しておく必要がある。
- チケットは自動改札を通れないので、改札を通る際には駅員さんに見せる必要がある。よって余裕をもって駅にいく必要がある。
ちなみにこだまと言えど、ちゃんとN700系の新幹線を狙えばコンセント付きの座席にありつける。
「ぷらっとこだま」に乗るならグリーン席がオススメ!
時間に余裕がある人は「ぷらっとこだま」をオススメします。そしてどうせぷらっとこだまに乗るならグリーン車に乗ることをオススメします。
グリーンは、人がそんなに乗っていませんし、隣に人が座ることもあまりなく、実に快適に旅を満喫することが出来ますからね。
まぁ最強に安い手段は高速バスですが、あれは帰りにはいいと思いますが、行きに使ってしまうと体力を激しく消耗し、旅先で楽しめなくなることが多々なのであまりオススメできません。。。