和洋風KAI

Kindle Paperwhiteの触感は快感である。

Photo by: yto

最近ずーっとKindle Paperwhiteを手に持っている。

僕はいくつかガジェットをもっているが、最近ダントツで触っているのがKindle Paperwhiteだ。

どこがいいのか?

機能じゃない。デザインじゃない。

手に取ったときの手触り。ページをめくった時の感触。どうやら触感的な部分で素晴らしいと感じているらしい。

触ってるだけで心地良いKindle Paperwhite。

最近ずーっとKindle Paperwhiteで本を読んでいる。こんだけ本に時間をとってていいのかとびびるくらいである。

最近のお気に入りは、星新一だ。

ショートショートとよばれるスタイルが、実に短気な自分に合っている。

「長いわー。」とか「余計な描写はいらんねん。」というイライラが一切わかない。いつもワクワクして読むことができる。あ、もちろん星新一が凄いのだが。

しかし、どうもそれだけで、長年本嫌いだった僕がここまで読書に没頭することは考えにくい。

さっき読んでて気づいたのだが、どうやらKindle Paperwhiteを触っている事自体が心地よいと感じているようだ。

最初にKindle Paperwhiteを見たとき正直見損なった。一番見損なった部分は全体をおおうゴム。正直「見た目しょぼいなー!ちょー安っぽい!」と思った。

しかし、しばらく触ってみて、このゴムが素晴らしいということに気づく。このゴムが手に吸い付くような触感なのだ。この吸い付きのおかげでどんなスタイルでKindle Paperwhiteを持っても疲れない。

下を親指と人差し指でつまんでもいいし、片手で握ってもいい。右上を親指と人差し指でつまんでぶら下げるように読んでも実に手に吸い付くのだ。しかも重さは激軽のためどんなスタイルでもっても手が疲れない。

そして本をめくるときの画面のざらざらな触感。まるで紙のような触感である。

気づくとその触感達によって、なにかある種の心地よさを感じているのだ。

まずい。まずいぞ。

とてもまずいものを僕は買ってしまったようだ。どうやらゲームよりもたちの悪いものを僕は買ってしまったようだ。

今まで面白いゲームはいくらでもあった。が、心地よさまで感じたことはなかった。

やばい。やばいぞ。

今までにない快感を感じるコイツに僕の時間はこれからも奪われ続けるであろう。

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