最近Rubyにハマっております。
最短のコードで最大のパフォーマンスを引き出せる感覚がたまらないですね。今まで、Objective-C/Swift/PHP/JavaScript等々の言語を囓ってみましたが、一番ラクで楽しいのはRubyというのは断言できます。
さて、Rubyばかり書いてたら当然次やりたくなるのがRailsでございます。
最初はどうもとっつきにくく大嫌いだったのですが、慣れるとこれほど心強いやつもいませんね。
とてもいいやつなのですが、最初呼び出す際にいろいろ面倒な儀式も必要です。
というわけで、自分用にRailsで新しいアプリを作る時によく使うコマンドをまとめてみました。
これからRailsを触ろうとしている人に参考になれば是幸い。
Ruby on Railsで新しいアプリを作る際に必要なコマンドまとめ。
注意: 一応下調べしたつもりですが、間違っている箇所もあるかもしれません。その時はそっと優しく教えて頂けると嬉しいです。(ぉ
注意: 「意外に少ない!初めてサーバーを組む際に覚えておくべきUNIXコマンド23個」と「【俺用】サーバを立ち上げるのに必要だったvimコマンドをメモっておく。」と「MySQLをイチから学ぶ人に捧げたい25個のコマンドリスト」を合わせて読むと身になりやすいと思います。
【手順1: Railsの新規作成(DBはMySQLを使用。)】
rails new 半角英数のアプリ名 -d mysql
【手順2: Railsフォルダに移動】
cd 半角英数のアプリ名
【手順3: Gemfileを編集】
vim Gemfile
gem fileを編集します。
therubyracerの先頭にある#を外して、springの先頭に#を追記します。(こうしないとなぜかRailsが動かないため。)
【手順4: RailsのDB環境を設定する】
vim config/database.yml
アカウント名とパスワード、データベース名を自分の環境に合わせます。
【手順5: RailsのGemfileをインストール】
bundle install
【手順6: Railsのmodelを作る】
rails g model Dictionary name description
データベースに保存するmodelの設定をします。Dictionaryの部分は変更可能ですが、頭文字を必ず大文字にして、半角英字の単数形にすること。ちなみに複数のフィールドを1度に設定する場合は、半角スペースを挟めば可能です。
【手順7: 設定したmodelのDBを作って、Railsに反映】
bin/rake db:create db:migrate
【手順8: Railsのコントローラーを作る】
rails g controller Dictionaries
modelを作ったらコントローラーも作りましょう。この時の赤文字部分は、modelと同じ単語で複数形で頭文字が大文字の半角英字にすること。
vim /config/routes.rb
「resources :dictionaries」を追記します。
rake routes
これがキチンと表示されたらコントローラの設定は完了です。
【手順9: Railsの立ち上げ】
rails s
このコマンドを打ったあと、http://localhost:3000にブラウザでアクセスして、Welcome画面がでれば一通り完了です。
あとがき
「Railsの一番良いところは?」と聞かれれば、デバッグのしやすさですかね。
rails sとコマンドすれば超簡単にテスト用環境を立ち上げられますし、ターミナルをみればActiveRecordがDBになんの処理をしているのか一目瞭然ですし、何行目のコードがダメなのかも速攻把握できます。
本来、スクリプト言語なのに、iPhoneアプリを作る感覚でデバッグできちゃうのはかなり便利ですね。
「スクリプト言語は気になってるけど、デバッグ大変って聞くんだよなぁ」と言う方は、ぜひRails試してみてはいかがでしょうか?