クリティカルなバグがあった場合や、突発的に決まったキャンペーンを実施したい場合のために、iTunes Connectには「特急審査(Expedited App Review)」と呼ばれる制度があります。
これを利用すれば、通常7日〜11日ほどかかる審査が、早くて1日で審査してもらえるようになります。
ただ、正当な理由なしには受け付けてもらえません。そして、1個のアカウントにつき特急審査を受け付けてもらえる数は限られています。
それらを踏まえても「どーしても迅速に審査してもらいたい!」って方は多いはず。
というわけで、特急審査の手順をまとめてみました。
iTunes Connectの特急審査手続きの手順。
iTunes Connectにアクセスします。↓↓
リソースとヘルプをクリックします。↓↓
連絡先 App Store担当者へ質問を送るをクリックします。↓↓
Contact Usで、下の画像のように項目を選択してください。↓↓
選択したあとで注意ですが、Start OverもDoneもクリックしないでください。Frequently Asked Questions:の中の文章内にある、Request an Expedited App Reviewというリンクをクリックしてください。ここをクリックしないと特急審査に進めません。↓↓
あとは、Contact the App Review Teamの中身を埋めていきます。TopicはこのままでOK。↓↓
Contact Informationは、Phoneに自分と連絡がつく電話番号を入力します。↓↓
App Informationの項目の意味は以下の通り。
- App Name - アプリの名前。
- AppleID of App - アプリのAppleID。
(「iTunes Connect > マイApp > 申請するアプリ > その他 > このアプリについて」から参照できます。) - Related Apps - 関連しているアプリのApple ID of Appを入力します。
(単独の場合は未記入でOK) - Submitted to - 特急審査をお願いしたいApp Storeを選択。
次にDescriptionです。
まず、Select a reasonで特急審査する理由を選択します。Select a reasonの意味については以下の通り。
- Critical Bug Fix - 重大なバグを修正するため。
- Time-Sensitive Event - 期間限定のイベントを実施するため。
- Other - その他の理由。
最後に、Explanationは、Select a reasonで選んだ内容の詳細を英文で書きます。
「なぜ特急審査しなくてはいけないのか。」「どのくらい深刻なものなのか。」などの理由を書きましょう。別にそんなに長くする必要はありません。ただあまりに抽象的だと審査成功率は落ちます。
英文が大変だと思いがちですが、Google翻訳を駆使すれば、そんなに大変なものじゃありません。僕も何度か申請していますが成功回数の方が多いです。
すべての項目が記入し終わったら、Sendボタンを押してフィニッシュです。
特急審査が受け入れられた、受け入れられなかった場合においても、申請から大体24時間以内にメールが来ます。合否が書かれているのでキチンとチェックしておきましょう。
受け入れられた場合は、迅速にiTunes Connectが審査中に変わり、大体1〜2日以内に審査が完了します。(Appの内容にもよると思います。)
あとがき
毎回、手順を忘れてしまうのでここでキチンと覚えるために書いておきました。きっと僕と同じ人はかなりいると思いますので、もし忘れた人や知らなかったはぜひ参考に。
(-人-).。oO(審査無事通りますように。。。)