iPhone 6s

Photo by: ciccaresedesign

4インチiPhoneにまだ根強い人気があるのはもちろん知っている。

たしかに、画面の隅々に指が届くし、手のひらにピタッと乗るので安定性も抜群だ。手の小さな女性は特にそう感じるだろう。

しかし、正直、4インチは無くなっていただきたい。

先日、新型iPod touchが出た。CPUパワーがめちゃくちゃ上がったことで、ユーザーからの評価も高いようだ。

しかし、4インチのままだった。これはショックだった。

僕も、もちろん4インチから5.5インチに替えたての頃は、使いづらさに手を焼いていた。指はつりそうになるわ、フリックはしづらくなるわで大変だった。

しかし、今はもう4インチには戻れない。

今でもたまに4インチを触ることがあるが、その時気づいた。

4インチの利便性より、5.5インチの利便性の方が高いな。」と。

なにがそんなに違うのかというと、それは縦幅がもたらす快適性だ。

まず、縦に長いというだけで、Safariやニュースアプリやマップアプリなどでコンテンツを見ることがものすごく見やすくなる。何度もスクロールする必要がないのだ。

そして、メールアプリや、エディタアプリなどの仕事系アプリからは、4インチの時にものすごく感じた、あの"圧迫感" が一掃されるのだ。

Kindleや、YouTubeアプリについてはわざわざ語る必要もないだろう。

これに慣れてしまうと、もう4インチには戻れない。

買いたての頃は画面の大きさにイライラしていたけれど、今は画面の小さいことにイライラしてしまうようになった。

個人的には、Appleが4インチ対応を止めれば、App Storeのクオリティも上がると思っている。

僕も少々アプリを開発しているので思うのだが、4インチがあることで(UIの設計や開発費うんぬんで)、なくなく取りやめざるを得なかった便利機能などが、おそらくめちゃめちゃあるに違いない。

さらにこの先、iPod touchが4インチ続行ということで、需要が少ないのにも関わらず対応せざるを得なくなるのだ。

iPhone 6sシリーズは4インチに対応しなさそうというニュースが入ってきてちょっとホッとしているが、iPod touchは、この先のアップデートは一体いつになるのか。。。

ということで、4インチがあることで、App Storeのクオリティの足を引っ張ることにならないで欲しいなぁと願い書いてみた。

嗚呼、Appleさん。TANOMU。

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