Chrome - Google のウェブブラウザ

ジョブズが、Flashに三行半を突きつけてから幾星霜。それからFlashは負荷をむやみにあげるもの、端末の動作を重くするものと忌み嫌われるようになってしまいました。

とはいえ、動画や広告の再生には未だ欠かせないものであり、ニコニコ動画や最近リリースされた、Abema TVなどでもFlashは使われています。

そういうわけで、Flashが完全にWebの世界から消えるのはまだまだ先のことかと思っていましたが、世界で一番使われているブラウザであるGoogle Chromeが今秋からFlashの再生をデフォルトでしないようにするそうです。

GoogleグループにあるChrome開発チームのディスカッションによると、Flashコンテンツの停止は2016年の9~12月期からで、この時期以降、Chromeブラウザーはメインの動画であってもFlashコンテンツを再生しない設定がデフォルトとなります。

引用元:Chromeブラウザ、Flash無効化を今秋から実施。ただしユーザー設定によって再生は可能 - Engadget Japanese

とはいえ、完全に停止できないようにするわけではなく、Flashがあるサイトにアクセスすると、Flashを再生するかしないかを選択する選択ボタンが表示されるようです。

ちなみに、YoutubeやFacebook、Amazonなどのサイトでは、1年間の猶予があり、そのまま再生出来るようになるそうです。

もうこれからFlashを楽しめないわけではありませんが、さらに2年も経てばFlashを完全に再生できないようにすることもありそうですよね。

というわけでこれからFlashコンテンツを作ろうと思っている方々はくれぐれもご注意を・・・。