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どっちが買いだ!?「iPhone7」 vs 「iPhone7 Plus」もし戦わば。

追記: iPhone XとiPhone 8版の記事も書きました。 (2017.9.14.)

iPhone7と、iPhone7 Plusが発表された。

ほぼ噂通りの内容だったが、おサイフケータイのFeliCaに対応してきたのは血湧き肉躍った。

ようやく我々はiPhoneで改札を抜けられることができるのだ。

これを買えば、改札を抜けるたびに財布を取り出すことなんかしなくて良くなる。まだ正式な発表はないがオートチャージ機能が付いていれば、不意に残高不足になり舌打ちしながら自販機に赴く必要もなくなるのだ。

そして、わざわざカードが入れられるiPhoneケースを買う必要もなくなる。大きく便利になったと言えるだろう。

そんなFeliCaを宿りし、二つのiPhone7。「iPhone7」と「iPhone7 Plus」。

どっちを選べばいいのか頭を悩ましている人は多いだろう。

今日は、「iPhone7」vs「iPhone7 Plus」ということで、もしこの二つが戦ったらどっちが勝つのか、全くの俺判定で決めさせていただいた。苦悩している人たちの参考になればこれ幸い。

やはり画面が大きいことは素晴らしい。- 「iPhone7 Plus」

iPhone 6シリーズの時も、iPhone 6sシリーズの時も、自分はPlusを選んできた。

それはなぜか。

やはり、画面の大きさは作業効率に直結するからだ。

自分がiPhoneを使うときはほぼ文字を入力している。そして長文を書くことが多い。

今思い返すとPlusを使うまで、どこか舌打ちしながら文字を打っていた気がする。PCに慣れ親しんだ自分としては、小さな画面に長文を打つということは結構ストレスだからだ。

しかし、Plusを手にしてから、どこかで感じていた圧迫感は無くなった。非常に快適に文字を打っている自分に気がついたのだ。

こうなると、もう5.5インチ以下のサイズには戻れやしない。

もちろんブラウジングも非常に快適だ。画面が大きいため非常に読み易いし疲れない。

電子書籍を読むとなると、さらに画面の大きさは威力を発揮する。Plusならば台詞が細々と書かれたこち亀も快適に読める。

インプットするにもアウトプットするにも、画面の広さは大きく作業効率を上げてくれる。

とはいえ、やはり片手のみで操作がすむ。コンパクトボディも魅力的。- 「iPhone7」

「画面が大きいことは良いこと」なのだが、やはり片手のみで操作が完了する4.7インチのコンパクトボディも魅力的だ。

完全に5.5インチの操作に慣れてしまったと思っているが、どこかで無理していると感じている自分もいる。

特に買い物をして片手がふさがっている時は、Plusはただの板になってしまう。文字の入力がままならないからだ。

たまに、4.7インチサイズを触ると「あれ?これいいじゃん?」と必ず思ってしまうのが悔しい。(笑)

インプット、アウトプットするにはPlusが一番ということは揺るがないが、iPhoneを操作するということに関しては、Plusは無印には敵わないと言える。

写真を撮るなら「iPhone7 Plus」

しかし、写真をよく撮るならば、圧倒的に「iPhone7 Plus」だろう。

デュアルレンズを搭載したことで、なんと7の2倍もズームが出来て、一眼レフも驚きの背景をぼかした写真を撮ることが可能になっている。

iPhone7 Plusは、iPhone7に比べて50gも重いが、188gのスマートフォン付き一眼レフなんて未だかつて無い。

iPhone7の
カメラ性能比較
iPhone 7 iPhone 7 Plus
リアカメラ(画素) 1200万 1200万(広角と望遠のデュアルカメラ)
リアカメラ(F値) f/1.8 広角:f/1.8/望遠:f/2.8
リアカメラ(ズーム) 最大5倍のデジタルズーム 2倍光学ズーム、最大10倍のデジタルズーム
フロントカメラ(画素) 700万
フロントカメラ(F値) f/2.2
重さ (g) 138 188

ちなみに、iPhone7とiPhone7 Plusのセルフィーカメラ(自撮りできる正面のカメラ)に差はない。

バッテリーの差はそこまで気にしなくても良い。なんせiPhone7はiPhone6s Plus並みに持つ。

iPhone7 Plusのバッテリーは、7よりも1時間持つが、これはそれほど気にしなくてもいいだろう。

なんせ、iPhone7は、iPhone6s Plus並みに持つのだから。

iPhone7の
バッテリー比較
iPhone 7 iPhone 7 Plus iPhone 6s iPhone 6s Plus
バッテリー (LTE) 12時間 13時間 10時間 12時間
バッテリー (3G)
バッテリー (Wi-Fi) 14時間 15時間 11時間
バッテリー(動画再生) 13時間 14時間 14時間
バッテリー(音楽再生) 40時間 60時間 50時間 80時間

1時間の差で歓喜するよりも、4.7インチが12時間も持つことを喜ぶべきだ。

そして価格。iPhone7とiPhone7 Plusの差額は1万3,000円。

価格も大事な思案事項だろう。無い袖は振れないのだ。

iPhone7とiPhone7 Plusの差はどのモデルも1万3,000円となっている。

カメラ機能や、画面の大きさ、バッテリーの差を見て、1万3,000円を出す価値があるのかを見極めるべきだろう。

iPhone7の
価格比較
iPhone 7 iPhone 7 Plus
価格(32GB) 72,800円 85,800円
価格(128GB) 83,800円 96,800円
価格(256GB) 94,800円 107,800円

完全なる俺判断。iPhone7とiPhone7 Plus、どっちが買い?

完全なる俺判断になるが、やっぱりiPhone7シリーズもiPhone7 Plusに軍配をあげたい。

1万3,000円の違いでここまでの差を見せつけられると、やはりPlusとなってしまう。

防沫・耐水仕様となることで、今までのiPhoneと違って長い付き合いになる人も多いだろう。

iOSは、無料でバージョンアップされ続けるが、iPhone7からiPhone7 Plusへは無料でバージョンアップはできないのだ。

自分のiPhoneの使用目的と、自分の手の大きさ、写真をよく撮るのかどうか、バッテリーの持ち、予算を繰り返し振り返ってこの難しい選択を乗り越えてほしい。

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