docomo、au、softbank

いよいよ明日発売となったiPhone 7

購入される人も多いと思いますが、先日、ドコモ・au・ソフトバンクが打ち出した、データ通信の制限が月20GB以上にまで広がる「ウルトラパック」「スーパーデジラ」「ギガモンスター」が気になる方も多いと思います。

一体、このプランはどういったものなのか?

理解してもらうためになるべくわかりやすく簡潔にまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

ドコモの新しいデータ定額プラン「ウルトラパック」とは?

簡単に言ってしまうと、従来のデータ定額プラン料金を大幅に安価にしたのが、ドコモのデータ定額プラン「ウルトラパック」です。

一体従来のものとどれだけ違うのか?

これは比較した票を見てもらった方が早いでしょう。(※個人を対象にした場合の価格です。)

ドコモのデータ通信量制限(月) 20GB 30GB
ウルトラデータパックの料金(月)New 6,000円 8,000円
従来のデータ定額プランの料金(月) 16,000円 22,500円
二つの差額 10,000円 14,500円

月10,000円から月14,500円まで違ってくるとこれは大きいですね。いつも月末になると制限にひっかかってしまう人は要チェックのプランと言えます。

また、家族でドコモを利用するならば、ウルトラシェアパックがお得で50GBまたは100GBを、月1万6,000から25,000円で、家族で分け合えることができます。

ウルトラシェアパック50の料金 月16,000円
ウルトラシェアパック100の料金 月25,000円

ちなみに、余ったデータ通信量は翌月に繰越できます。

また、テザリングする場合は別途月1,000円必要になりますが、2018年3月末まで無料で使うことが可能です。

ドコモオンラインショップ

au(KDDI)の新しいデータ定額プラン「スーパーデジラ」とは?

auの「スーパーデジラ」も、従来のデータ定額プランを大幅に安くしたauのデータ定額プランです。

従来の料金との差は以下の表をみてください。

au(KDDI)のデータ通信量制限(月) スーパーデジラ以降のデータ定額料金(月) 従来のデータ定額プラン(月)
1GB 2,900円
3GB 4,200円
5GB 5,000円
8GB 受付終了 6,700円
10GB 8,000円
13GB 9,800円
20GB 6,000円 -
30GB 8,000円

従来の8GBプランよりも、スーパーデジラの20GBの方が安いという衝撃。5GBと20GBの差がたった1000円というのも注目ですね。

ちなみに、スーパーデジラの20GB、30GBは余ったデータ通信量を翌月に持ち越しが可能です。

また、テザリングする場合、別途月1,000円必要ですが、2017年4月までキャンペーンで無料になるとのこと。

auオンラインショップ

ソフトバンクの新しいデータ定額プラン「ギガモンスター」とは?

他社よりもいち早く打ちだした、ソフトバンクの新しいデータ定額プランが「ギガモンスター」です。

さて、従来の料金とどう変わっているのでしょうか。比較した表を見てみましょう。

ソフトバンクのデータ通信量制限(月) ギガモンスター以降のデータ定額料金(月) 従来のデータ定額料金(月)
1GB 2,900円
2GB 3,500円
5GB 5,000円
8GB 受付終了 6,700円
10GB 8,000円
15GB 12,500円
20GB 6,000円 16,000円
30GB 8,000円 22,500円

さらに、家族向けに10〜100GBを家族で分け合える「家族データシェア」を発表しました。(9月29日以降のプラン)

家族データシェア100GB 25,000円
家族データシェア50GB 16,000円
家族データシェア15GB 12,500円
家族データシェア10GB 9,500円

従来の料金から月10,000〜14,500円安くなっていますね。また、5GB制限と20GB制限の違いはたった月1,000円しかないというのも注目です。

ちなみに、余ったデータ容量は翌月に繰越できます。

テザリングを使う場合月1,000円かかりますが、2017年4月末まで無料となるキャンペーンを実施するとのこと。

ソフトバンクオンラインショップ

ドコモ・au・ソフトバンク、3つの新データ定額プランを比較してみると?

価格は先行したソフトバンクに合わせるように、3社ともまったく同じ料金となっていますね。

ただ、ドコモが後出しの利点を生かしてテザリングの無料期間を2018年の3月までとしており、au・ソフトバンクの2017年4月よりも長くしています。当然、これに追随してくれることを期待したいですが・・・。

いやー、3社ともそこまでインフラの質は変わらなくなってきており、価格も揃えてくるので非常に差別化が難しいですねー。

まぁとにかく、「よく月末になるとデータ通信制限に引っかかっていて毎回追加料金を払っている人」は20GBのプランに移行して損はないと思います。

残ったデータ容量は翌月に繰越できるし、テザリングの無料期間も長いですし。

こんな記事もどうぞ。