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あらためて「iPhone7」と「iPhone7Plus」の新機能をまとめてみた。

ついに発売された「iPhone7」と「iPhone7Plus」。

いろいろな報道を見て、最初はスルーするつもりだったけれど、だんだん気になってきた人は少なくないでしょう。

そんな人のために、今回改めて、iPhone7とiPhone7Plusの新機能をまとめてみました。

参考になればこれ幸い。

新機能1 おサイフケータイ「FeliCa」内臓。

「iPhone7」と「iPhone7Plus」には待望のおサイフケータイ「FeliCa」チップが内臓されています。

つまり、iPhoneで改札を抜けられるようになったわけですね。

SuicaやクレジットカードをiPhoneに収めることができるので、わざわざカードを収めるためのケースを買う必要がなくなり、非常にスマートになりました。

カードの登録もiPhoneの上に置くだけと非常に簡単です。詳しくは「1分半でザックリわかるApple Pay。 – iPhone 7とApple Watch Series 2はFeliCa内蔵。Suicaやクレジットカードが使えるように。」と下の動画を参照してください。

新機能2. 防水・防塵機能を搭載。

FeliCaについでの目玉ですね。

iPhone7シリーズは、IP67という非常に耐水性に優れた仕様になっています。

ただし、完全防水なわけではないので、無茶すると当たり前ですが壊れます。

一時的に一定の水圧のある場所に水没させても壊れないというレベルです。ずっと水の中だと危ないというのは注意しておきましょう。

詳しくは「iPhone 7は防水でなく耐水。では「耐水」と「防水」の違いとは?」を参考にしてください。

新機能3. イヤホンジャックは廃止。しかし変換コネクタとLightningイヤホンが同梱。

残念ながらイヤホンジャックは廃止されました。しかしながら、Lightningコネクタをイヤホンジャックに変換するコネクタが同梱されるので、今持っているイヤホンをそのまま使うことも可能です。

ちなみに何故廃止されたのかというと、表向きはイヤホンのワイヤレス化を進めるためだと言われていますが、防水に対応するためとも言われています。

また、Lightningに直接挿せる新しいEarPodsも内臓されます。

ちなみに、同時に発表されたワイヤレスイヤホン「AirPods」は、iPhone 7だけでなく、iOS 10をインストールできるすべてのiPhoneで使うことが可能です。

新機能4. スピーカーがステレオに。

今までずっとモノラルだったiPhoneシリーズですが、iPhone 7からステレオになりました。

また、iPhoneを横画面の、どの方向に傾けてもしっかりLとRは切り替わる仕様になっています。

新機能5. ホームボタンは凹まないボタンに。TAPTICエンジンを搭載。

ホームボタンは凹まないタイプに変わり、TAPTICエンジンを搭載しホームボタンを押した時に凹んだように錯覚するものに変わっています。

これも防水にするために変更されたと言われています。また凹まさなくてよかったので、ホームボタンの物理的な故障も回避できることになりそうです。

ちなみに、ホームボタンは設定でいろいろカスタマイズできます。

新機能6. 大きく進化したカメラ。iPhone7Plusは広角・望遠を備えたデュアルレンズに。

iPhone 7のカメラは、F値が大幅に向上したことで、暗所でも綺麗に写真が撮れるようになっています。

iPhone7Plusに至っては広角・望遠のデュアルレンズも搭載しています。

また、セルフィーカメラの画素数も6sシリーズに比べて200万画素も向上しているので、よく自撮りをする人には嬉しい変更となっています。

また、ビデオのズーム機能は、iPhone7は2倍の光学ズーム、iPhone7Plusは、2倍の光学ズーム&6倍のデジタルズームが可能になっているのでビデオを良く撮る人も嬉しいでしょう。(6sシリーズは3倍のデジタルズーム)

名前 iPhone 7 iPhone 7 Plus iPhone 6s iPhone 6s Plus
リアカメラ(画素) 1200万 1200万(広角と望遠のデュアルカメラ) 1200万
リアカメラ(F値) f/1.8 広角:f/1.8/望遠:f/2.8 f/2.2
リアカメラ(ズーム) 最大5倍のデジタルズーム 2倍光学ズーム、最大10倍のデジタルズーム 最大5倍のデジタルズーム
フロントカメラ(画素) 700万 500万
フロントカメラ(F値) f/2.2
4Kビデオ(fps) 30
1080p HDビデオ撮影(fps) 30〜60
720p HDビデオ撮影(fps) 30
スローモーションビデオ 1080p(120fps)または720p(240fps)
タイムラプスビデオ ○(手ぶれ補正付き)
ビデオズーム 2倍光学ズーム 2倍光学ズーム、6倍デジタルズーム 3倍ズーム
ビデオの再生ズーム
ビデオの手ぶれ補正 光学式 映画レベル 光学式

新機能7. 25%明るくなった新しいRetina HD displayを搭載。

6sシリーズと同じRetina HD displayですが、iPhone 7の場合は25%も明るくなり、iPad Proと同じ広色域を表現出来るとのこと。

より液晶がより綺麗になるのは見る上でも撮る上でも気持ちがいいですね。

新機能8. すべてのスマートフォンで最もパワフルな「A10 Fusion chip」を内臓。

Appleの上級副社長フィルシラー氏は、A10 Fusion chipは「すべてのスマートフォンで最もパワフルなチップだ」と発言しています。

iPhone 6sに搭載されているA9チップよりも40%速くなっています。

また、Geekbenchのベンチマークテストによると、iPhone 6sのスコアが2,537だったのに対し、iPhone 7は3,506という数字を叩き出しています。

iPhone 7/7 Plusは旧型iPhoneシリーズに比べてどれくらい進化しているのかがベンチマークテストで判明 – GIGAZINE

新機能9. すべてのiPhoneの中で最も持ちがいいバッテリーを内臓。

Appleの上級副社長フィルシラー氏は、「すべてのiPhoneの中で最も持ちがいいバッテリー」だと発言しています。

この比較表を見ると圧巻ですね。

名前 iPhone 7 iPhone 7 Plus iPhone 6s iPhone 6s Plus
バッテリー (LTE) 12時間 13時間 10時間 12時間
バッテリー (3G)
バッテリー (Wi-Fi) 14時間 15時間 11時間
バッテリー(動画再生) 13時間 14時間 14時間
バッテリー(音楽再生) 40時間 60時間 50時間 80時間

iPhone 7が6sよりも2時間持つというより、iPhone 7が4.7インチの大きさのままでiPhone 6s Plusと同じくらい持つことに感心してしまいます。

新機能10. 32GB/128GB/256GBとより大きくなったストレージラインナップ。

最低ストレージが16GBじゃさすがに少なすぎたのか、iPhone 7から大幅にストレージが増えています。

6sのラインナップは、16GB/64GB/128GBでしたが、iPhone 7からは32GB/128GB/256GBとなっています。

価格もむしろ6sの発売当初のものより安くなっており、これは大変嬉しいですね。

デザインは変わらなくても、中身はしっかりアップデートされた「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」

デザインが変わらなくてちょっと物足りない人もいますが、中身だけ見たら全く別物と言ってもいい内容だと思います。

機種変更を検討中の方は、今持っているiPhoneを下取りすれば「iPhone7」「iPhone7Plus」に無料できるキャンペーンもありますし、これらの新機能を振り返ってじっくり考えてみてはいかがでしょうか?

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