先日突然来日した、アップルのCEOティム・クック氏ですが、中国にて、キーをE Inkで自在に変更できるキーボードを開発しているSonder社の社長と会談していたようです。
AppleはSonderというスタートアップ企業と協力し、E Ink(電子ペーパー)ディスプレイを搭載した次世代の「Magic Keyboard」を開発していると報告していることをお伝えしましたが、The Guardianによると、Appleのティム・クックCEOが、10月12日(水)に中国でSonder社のCEOであるセラ・マルティンス氏と会談していた事が分かりました。
引用元:Appleのティム・クックCEO、E InkキーボードのSonder社のCEOと会談 − 買収に向け協議か | 気になる、記になる…
E Inkはそんなに聞きなれない技術かもしれませんが、電子インクとよばれているもので、Kindle Paperwhiteの液晶に使われている技術ですね。
モノクロだけども、その分、普通の液晶と違い、ものすごくバッテリーが持ったり、文字が読みやすいので、電子書籍リーダーなどによく使われています。
電子インクの技術をキーボードに持ってくるというのは素晴らしいアイデアですねー。これなら、いくらでも自在にキーの位置を変更できるわけですから。
例えば、僕のMacはcaps lockキーをcontrolキーにしているわけですが、見た目はcaps lockのまんまですから他の人が使った場合、間違いなく間違ってしまうでしょう。
しかし、電子インクならば、caps lockキーの表記をcontrolキーにしてしまえる。極端な話、Mac上でWindowsを使うとき、commandキーをWindowsキーに変えることだってできるかもしれません。いやーわくわくします。
ぜひMagic Keyboardだけでなく、MacBookのキーにも採用してほしいものですな。
ちなみに、Sonder社が開発した電子インクキーボードは以下の動画から拝見できます。↓↓