OS X 10.10

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6月3日のWWDC 2014の目玉は、Appleを支える2つのOS、iOSとOS Xの発表となるだろうと噂されています。

実際に、和洋風KAIにもiOS 8とOS X 10.10からのアクセスが数件確認できました。実際にAppleが開発しているのは間違いないようです。

昨日は「iOS 8」の噂についてまとめたので、今回は「OS X 10.10」の噂についてまとめてみようと思います。

OS Xにもコントロールセンターが載る?

That said, an iOS style Control Center in OS X 10.10 would bring forward commonly used settings, like Sharing, Printers, Sound and Desktop, making these features more accessible and easier to use.

引用元:OS X 10.10: Features, Price, Ship Date and Jony Ive

うーん。iOSのコントロールセンターのよさって、Wi-Fiやブルートゥースのオンオフ、画面の明るさなどの操作を1つの画面でこなせちゃうところにあると思うのですね。

OS XはデフォでメニューバーでWi-FiやBluetoothのオンオフが可能ですし、画面の明るさなんかもキーボード上で出来ちゃいますからそこまで必要がない気がします。

まぁ通知センターとダッシュボードの出来があまりよろしくないので、それらを統合して下のようなかっちょいいUIで再構成してコントロールセンターとしてくれたら嬉しいですけどね。↓↓

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OS X 10.10にSiriが載る?

More than two years ago, Apple introduced its voice assistant technology on the iPhone 4S and iPad. Apple was then expected to implement Siri on the Mac in OS X 10.9, but that never happened. In fact, it is still absent on the Mac. However, new rumours indicate OS X 10.10 may finally support Siri.

...中略...

Imagine an OS X Siri that could offer to automate tidying. "Siri, tidy my Desktop." "OK. Do you want me to add all downloaded music to iTunes, photos to iPhoto, and documents to your Documents folder." "Sure." "And would you like me to do this automatically in future, so you can spend more time being 'productive', searching the web for LOLcats?"

引用元:Mac OS X 10.10 Syrah rumours, release date, and everything you need to know - Pocket-lint

この記事ではSiriの搭載は否定的に書かれていますが、個人的には、実はiPhoneよりMacの方がSiriを活用できるんじゃないかと思っています。

というのは、iPhoneは外で使うことが多く、Macは自宅で使うことが多いからです。外国人はどうかわかりませんが、基本的なシャイな日本人は外でSiriをあまり使わないと思います。

実際、外でSiriを使ってiPhoneを操作している人を僕はみたことがありません。その点自宅でなら大手を振ってSiriを呼び出すことができると思います。

またこちらの理由の方が強いのですが、iOSでSiriを使うと画面一杯に展開されてしまうため、Siri起動中はSiriしか動かすことが出来ません。Macなら「ながら作業」しながらSiriを動かすことができるでしょうから、タイピングしながら、声でPhotoshopやChromeを起動できたらとても素敵だと思います。素敵やん。

OS X 10.10のAirdropはiOSとも通信できる?

AirDrop was the feature that came to Mac first and then by several attempts of complexities and failures, Apple finally introduced it in iOS7. But the version of iOS7 was not at all compatible with Mac.

Once the protocols of Apple are fully restored, they are highly likely to get there cross-platform AirDrop running.

引用元:OS X 10.10 Features and Details, coming at WWDC

これはそろそろ出来る様になって欲しいですよね。出来ないことはないと思うので。

AirDropの凄いのは同じWi-Fi接続化じゃなくても通信できてしまうところ。MacとiOS間が繋がったらマジ捗ること間違いなし。あぁ・・・期待。

OS X 10.10は大幅にデザインが変わる?

フラットデザインを採用したiOS 7。おそらくその矛先はOS Xにも来るだろうというのはマカーなら誰でも想像すると思うのですが、その可能性は高いそうです。

OS X 10.10 は昨年 iPhone と iPad の iOS 7 に加えられた大幅変更と同じように隅から隅までデザインし直されるので、アップルとしては新しい OS を開発者に対し大きくプロモートしたいと望んでいる。アップルはまた WWDC に間に合わすべく iOS のユーザーインターフェイスの人材を OS X チームに充当している。10.10 の開発は「驀進している」そうだ。

引用元:「WWDC の重点は OS X 10.10」:Mark Gurman | maclalala2

「iPhoneとMacどっちをよく使っている?」

と問われれば間違いなくMac。そのMacのデザインリニューアルは非常に興味深いですし、使ってみたいです。

しかしながら、フラットデザインを採用したてだったiOS 7の最初のバージョンは酷いバグが散見していたので、より高度な処理を行う必要があるMacはきちんと完成度を高めてからリリースしてほしいものですが。きちんとiOS 7のフィードバックを活かしてのリリースにしていただきたいものです。

OS X 10.10のフラットデザイン

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OS XとiOSの統合はあり得ない。

新しいOS Xの噂が立つ度に出てくるのが「iOSとOS Xは統合されるんじゃないか?」という話。

Appleの最高幹部の一人フィル・シラー氏が「OS XとiOSの統合はあり得ない。それは労力の無駄だ。」と発言し、統合話を一蹴しています。

“We don’t waste time thinking, ‘But it should be one [interface]!’ How do you make these [operating systems] merge together?’ What a waste of energy that would be,” Schiller said. But he added that the company definitely tries to smooth out bumps in the road that make it difficult for its customers to switch between a Mac and an iOS device—for example, making sure its messaging and calendaring apps have the same name on both OS X and iOS.

引用元:Apple execs say iOS and OS X won’t merge, and 10.10 will prove that | 9to5Mac

この話は、これまたよく出てくる「MacがIntelをやめて、独自の石(A8)を採用するんじゃないか?」という話も否定していることと同義かもしれませんね。

CPUが変わればその開発にかかる費用や時間は膨大になるでしょうし、スマホ、タブレット全盛の時代に、今さらデスクトップにそこまで手間をかけるというのは中々考えにくい気がします。

フィルシラー氏

まとめてておもった。Macは非常に完成されている。

するぷ

なんとなく「MacはiOSをもっと見習え!もっと先進的にあれ!」的な感じを世間から感じるのですが、少なくともMacの方が完成されているOSだと思いますなー。

この記事をまとめてて思いましたが、Macには隙が無いなーと感じました。こういう風になって欲しい、ああいう風になって欲しいがあまり浮かばないんですよね。もちろんさらに便利になることを望みますけど「Macって、もういくとこまでいってるんだなぁ。」と感じました。

どんどんパソコンが発信者・技術者・開発者のものになっていくなかで、Macに求められているのは先進性ではなく安定性なのかなぁとも。

フラットデザイン化は凄く期待してるけれど、それ以上に安定性が壊れないか懸念している自分がいたりしています。これって今凄く便利に使えているという証拠だと思うんですよね。

となると、iOSが先進的なことをガンガンやって、その先進的な技術が熟してきてからMacが拾って進化していくというのが理想なのかもしれません。

とかいいながら、かなり先進的でめちゃくちゃ便利で、安定性バッチリなものが出てくるかもしれませんがね!さて、6月3日を心して待つとしましょう!