OS X Yosemite

新しいOS Xが出る度にクリーンインストールをするという人は多いと思います。

クリーンインストールには2つのメリットがあります。

  • まっさらな状態からインストールすることでOS Xの性能を100%生かすことができる。
  • ディスク容量が節約できる。
    (TimeMachine復元後、アップデートよりディスク容量を押さえて使用できる)

クリーンインストールは過去のバージョンの遺産を残さずにインストールできるのでこういった利点を得られます。

ただ、こういったデメリットもあります。

  • 復元を使わない場合、すべての環境設定がやり直しになる。
  • TimeMachineが希に復元に失敗することがある。
    (クリーンインストールが悪いわけでなく、TimeMachineの品質に問題があると思われ。今回これでドツボに入りました。僕がハマったパターンの対処方法。)

クリーンインストールは誰にもオススメできるものでなく、かなり上級者向けのTipsです。ヘタしたらMacが動かなくなります。

というわけで、すべて自己責任でできる人のみこの記事を参考にしてください。

ではいってみましょう。

OS X Yosemiteをクリーンインストールする手順。

注意: 非常に上級者向けのTipsです。自己責任の下おこなって下さい。
注意: クリーンインストールすると当たり前ですが、全データが消えます。バックアップをお忘れなく。
注意: インターネットの繋がったWi-Fi、または有線LANが必要なのできちんと用意しておきましょう。

1) OS X Yosemiteにアップデートしておく。

OS X Yosemite(ヨセミテ)
価格: 無料(記事公開時)
種類: ユーティリティ
App Storeでアプリをチェック!

2) バックアップを取っておく。

TimeMachineなどでバックアップをとっておきましょう。特に重要なファイルは別のディスクに保存しておくことも大事です。大事なファイルが飛んでも当方では一切責任を負いませんので自己責任で行って下さい。

3) システムを終了して電源をオフにする。

一旦Macの電源を落とす必要があります。

4) 電源をオンにして、ジャーンとなったらcommand + Rを押しっぱなしにする。

リカバリーモードで立ち上げるため、電源をオンにしてジャーンとなったらすぐにcommand + Rを押しっぱなしにしましょう。下の画像の様にアップルマークが出て、プログレスバーが出たら離してOKです。↓↓

アップルマークのプログレスバー

5) OS X ユーティリティが立ち上がったらディスクユーティリティを選択する。

ディスクユーティリティを選択して続けるをクリックしてください。

OS X ユーティリティ

6) ディスクを消去する。

① OS Xが入ったディスクを消去します。左のメニューでディスクを選択し、消去タブをクリックして、消去ボタンをクリックしましょう。↓↓

ディスクを消去する。

② 消去をクリックします。↓↓

パーティション「Macintosh HD」を消去してもよろしいですか?

③ 空き容量が容量とほぼ等しくなったら完了です。command + Qでディスクユーティリティを閉じましょう。↓↓

ディスク容量を確認。

7) OS Xを再インストールする

① OS Xを再インストールを選択して「続ける」をクリックします。↓↓

OS Xユーティリティ

② 続けるをクリックします。↓↓
OS X Yosemite OS X 10.10のインストールを設定するには、続けるをクリックしてください。

③ 続けるをクリックします。↓↓
OS Xをダウンロードして復元するために、お使いのコンピュータの適格性がAppleで検証されます。

④ 同意するをクリックします。↓↓
OS X Yosemite。このソフトウェアのインストールを続けるには、ソフトウェアの使用許諾契約の条項に同意する必要があります。

⑤ 同意するをクリックします。↓↓
ソフトウェア使用許諾契約の条件を読んだ上で同意します。

⑥ インストール先のディスクを選択してインストールをクリックします。↓↓
OS X Yosemite。OS Xはディスク、Macintosh HDにインストールされます。

⑦ AppleIDとパスワードを入力します。↓↓
Sign in to download from the App Store.

⑧ OS X Yosemiteのダウンロードが始まります。(ここから1時間ほど放っておくことになります。)↓↓
OS X Yosemiteダウンロード中。

⑨ ダウンロードが終わったら一旦アップルマークのプログレスバーになりますがひたすら待ちます。↓↓
アップルマークのプログレスバー

⑩ OS X Yosemiteのインストールが開始されます。↓↓
OS X Yosemiteのインストールが開始。

⑪ インストールが完了したら、再びアップルマークのプログレスバーになりますがひたすら待ちます。↓↓
アップルマークのプログレスバー

⑫ 日本を選択して続けるをクリックします。↓↓
ようこそ

⑬ キーボード入力環境を自分にあったものにカスタマイズして、続けるをクリックしてください。↓↓
キーボード入力環境を選択

⑭ あなたのWi-Fiネットワークを選択してください。↓↓
Wi-Fiネットワークを選択

⑮ 真のクリーンインストールをする場合は、今は情報を転送しないを選択してください。ちなみに後からでも復元は可能です。↓↓
このMacに情報を転送

⑯ ふたたびあなたのAppleIDでログインしてください。↓↓
AppleIDでサインイン

⑰ 許可をクリックします。↓↓
このMacの位置情報をiCloudのMacを探すで使用することを許可しますか?

⑱ 同意するをクリックします。↓↓
利用規約

⑲ Macのアカウントを作成します。↓↓
コンピュータアカウントを作成

⑳ iCloudキーチェーンを設定を選択して続けるをクリックします。↓↓
iCloudキーチェーン

㉑ 他のApple端末を持っている場合は、別のデバイスから承認を選択して、続けるをクリックします。後で設定する場合は、後で設定をクリックします。↓↓
iCloudキーチェーン

㉒ セキュリティ強化のために全てにチェックをいれて続けるをクリックすることをオススメします。↓↓
FileVaultディスク暗号化

㉓ よりよいOS X Yosemiteを使うには、2つ共にチェックをいれて続けるをクリックすることをオススメします。↓↓
診断と使用状況

8) OS X Yosemiteのクリーンインストールの完了。

このようにOS X Yosemiteのデスクトップが出てきたらクリーンインストールの完了です。おめでとうこざいます。

OS X Yosemite(ヨセミテ)のデスクトップ

クリーンインストール後、復元したらものすごく空き容量が増えたよ。

これが、通常のアップデートを行った、Macのディスク空き容量。154.04GBの空きでした。
クリーンインストール前のOS X Yosemite(ヨセミテ)のディスク容量

そしてこれが、クリーンインストールを行った後に復元したMacの空き容量。なんと183.41GBの空き!30GB近く空きが出来ました!
クリーンインストールを行ったあとのOS X Yosemite(ヨセミテ)のディスク容量

あとがき

するぷ

これまでのクリーンインストールと若干変わった部分がありましたが、大体は前と同じですね。

さて、今回は僕はクリーンインストールは無事出来たのですが、この後のTimeMachineからの復元がなぜか失敗しやがりまして・・・。(新しいバージョンが出たばかりのTimeMachineは結構危険かもしれない。)

そこから、のべ24時間にわたるMacとのゲキトウが始まりました・・・。その解決方法はこちら・・・。