青・黄・黒・緑・赤で構成されるオリンピックの五輪マークですが、一体これは何を表しているのでしょうか?
ふいと疑問になったのでWiki兄さんに聞いてみました。
オリンピックマーク、いわゆる五輪マークは、単色または五色(左から青・黄・黒・緑・赤)の輪を重ねて連結した形で、ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアの五大陸と、その相互の結合、連帯を意味しているが、どの色も特定の大陸を意味したものではない。
なるほど、五輪のつながりは連帯を表し、各色は、世界の五大陸(ヨーロッパ大陸、アメリカ大陸、アフリカ大陸、アジア大陸、オセアニア大陸)を表したものだったのですね。ただし「どの色がどの大陸ということは無い」と。ふむふむ。
そして、五輪マークは近代オリンピックの一回目(1896年)からあるわけではなく、1914年のICO設立20周年記念に伴い発表され、1920年のアントワープオリンピックから、旗となって掲揚が行われるようになったそうです。
ピエール・ド・クーベルタンが古代オリンピックの開催地の一つであるデルフォイの祭壇にあった休戦協定を中に刻んだ五輪の紋章に着想を得て製作し、1914年にIOC設立20周年記念式典で発表された。
(中略)
初めて旗が掲揚されたのは1920年のアントワープオリンピックからで、この大会からはオリンピック宣誓が行われた。
また、JOCによるとこの五輪マークの色の位置はオリンピック憲章でしっかり決められているとのこと。
オリンピック・シンボルは、みんなもよく知っている五輪のマークだね。オリンピック・シンボルの輪の色や、何色の輪がどの位置にくるかは、オリンピック憲章できちんと決められているんだ。
ただ、例外もあるようで五輪の輪を単色にしていたオリンピックも存在するそうです。
5つの輪の重なり方(上か下か)にも法則があるが、オリンピックエンブレムに単色で使用する大会もあり、それを明確に表示しない場合もある(夏季ではモントリオール大会・モスクワ大会・ロンドン大会など)。
ちなみに、五輪といえば、宮本武蔵の五輪の書がありますが、日本でオリンピックを五輪と表記するようになったのはこれに由来しています。1963年、読売新聞の川本信正記者が使ってから普及したそうです。
五輪の旗を掲げるオリンピックを「五輪」と訳したのは読売新聞の川本信正記者。由来は「五輪書」からで、文字数が減らせることから他のマスコミに普及した。
引用元:五輪書 – Wikipedia
単純なマークだと思っていましたが、調べてみるとなかなか深い・・・。
これから五輪マークを見るときの印象が少しだけ変わりそうです。
スッキリ!!