Photo by: yellowcloud
Engadgetによると、コンピュータのメモリの速度が1000倍になる研究がNatureに発表されたようです。
チームがNatureに発表した研究結果によると、このテラヘルツ波を使えば、磁化によって電源がなくとも情報を保持できる高速なメモリー(おそらくスピントロニクスメモリー素子)の動作を、電磁波を使った場合の約1000倍にまで高速化できるとのことです。反強磁性体ツリウム・オルトフェライト(TmFeO₃)を使った実験では、従来使われてきた電磁波に比べ10倍の磁界を発生させ、より高速な動作に対応できることが確認されました。
引用元:コンピュータメモリを1000倍高速化する研究が発表。テラヘルツ波で磁界記録方式よりも高効率な書き換えを可能に – Engadget Japanese
今よりも1000倍高速化・・・。
ゲームなどの重い処理はもちろん、データ解析などがめちゃくちゃ捗りそうですね。
もう、砂時計やレインボーカーソルなど過去の遺物になるのかもしれません。
「ローディングってなに?美味しいの?」的なことになるかもしれませんね。
といっても、この研究はまだ動作実験には至っていないようなので、ここ数年の間には1000倍高速化されたメモリは見れなさそうです。
しかしこれが実現化したら・・・。あらゆるコンピュータの基礎スピードが上がり、さらに科学が発展しそうですな。