7月29日に封切りされてから大好評を博しているシン・ゴジラ。
シン・ゴジラは、IMAX、4DX、MX4D版がありますが、一体どっちを見たらいいのか迷っている方も多いと思います。
IMAX、4DX、MX4Dの詳細については、以下の記事を参考にしてください。
先日、この3つのバージョンをそれぞれ見てきたので、シン・ゴジラは一体どれで見るべきかを語りたいと思います。(あくまで僕の意見です。)
結論から言えば「IMAX」です。
なぜなら、シン・ゴジラは自分視点の映画ではないからです。
4DX、MX4Dは映像に合わせてシートが動いたり、風が吹いたりして、より映像とシンクロできる仕組みですが、この映画は自分視点ではないため、シンクロする対象がコロコロ変わり映像に集中できません。また、揺れるべきでない非常に静かなシーンで揺れることもありますからなおさらです。
その分、自分視点の映画ならめちゃくちゃ面白そうだとも思います。まぁ映画をアトラクション化するのが目的の仕組みなので当たり前ですけどね。
ちなみに、4DX版とMX4D版ではそこまで差があるとは思いませんでした。若干、MX4Dの方がナチュラルかなという程度です。
さて、IMAXをオススメする理由ですが、シン・ゴジラが「巨大な生物が暴れ回る迫力満点の映画」だからです。
単純にこういう映画はIMAXの巨大スクリーンで見たい。そして、IMAXがもたらす映像は通常のスクリーンと比べて圧倒的です。またIMAXのサウンドも非常にクリア。4DXやMX4Dよりも確実に映像に没頭できます。
シン・ゴジラの樋口監督が、IMAXと通常の映画館の差は、家のテレビと通常の映画館で感じる差と同じといっていましたが、これは本当だと思いました。
また、シン・ゴジラのIMAX上映が8月10日までの期間限定であるということも重要ですね。 (追記: 8/25から一部劇場で復活しています。)
さらにトドメに、IMAXは、4DXやMX4Dと比べて安いです。(IMAXは通常料金+500円。4DXやMX4Dは+1,200円が相場。)
よって、近くにIMAXシアターがあるなら、IMAXで見ることをオススメします。
ただ、IMAX版シン・ゴジラにも弱点があります。フルCGの本作ですが、通常のスクリーンだと気づかないCGの違和感がIMAXの大画面で見るとハッキリしてしまう箇所があります。と言っても、映画中盤のCGはIMAXで見ても違和感を感じないほど非常によくできていますけどね。
最後に、僕的なシン・ゴジラの優先順位を。
IMAX >>> 通常版 > MX4D >= 4DX。
まだシン・ゴジラを見ていない人の参考の一つになればこれ幸い。
ちなみにこれは、庵野秀明総監督のロングインタビューが独占掲載されているという、シン・ゴジラ詳細全記録集。大変気になる・・・! ↓↓