ちょっと言いたくなったので殴り書き。
最近よく家電屋さんにいっている。
今まで家電は大体ネットで買っていたのだが、ふと「実際に物に触れるってやっぱり素敵なことだ。」と思ってから、たびたび通うようになった。
最近こんな声をよく聞く。
「Amazonが登場してから家電屋の売上が落ちている。」
家電屋のPCコーナーを見て、それは当たり前だと思えた。
なにしろ、ネットできないPCが多数だからだ。どの店にいっても、展示しているPCはネットに繋がらない。秋葉原や新宿にある超大規模店でも同じだ。
Amazonがこれだけ便利になった今、実店舗の最大のウリは実際に製品にさわれることだと思う。
価格もAmazonの方が安いことが多い今、さわれなければ実店舗で買うメリットは無いと言っていいだろう。
それにも関わらず、実店舗の家電屋さんに展示されているPCはほとんどネットに繋がらない。
下のグラフは価格.comが2008年に調査したPCの使用用途だが、やはりローカル用途よりもネットの方が使われている。(今ならもっとネットの割合が増えているだろう。)
僕もそうだ。ネットをしている時間の方が圧倒的に長い。
つまり「PCを買う目的 = ネットをすること」といってもいい。
それなのに、家電屋さんにおかれているPCはネットに繋がらない。一体どうやってPCの使い勝手を計ればよいのだ。Officeの使い勝手よりもネットの使い勝手のほうが気になるのに。
その点、アップルストアはそこらへんきっちり押さえている。
アップルストアの目的とは、実際にアップル商品に触れて貰うことらしい。実際、アップルストアにいけば、iPhoneもiPadもMacBookもすべてネットが出来る。どんな製品なのかフルに試せるわけだ。
ここで、「ははーん。アップル信者お決まりのPCを腐す記事か。」と思われた方がいるかもしれない。
違う!
最近、Surface Pro 3が気になってしょうがない。
気になってしょうがないから家電屋にいくたびにSurface Pro 3を触ってしまう。しかし、どの店に展示されているSurfaceもネットに繋がらないのだ!
Surfaceの全てを知りたいのに全てを知れない!
家電屋さんにも色々事情があるだろうが、従量課金制だったダイヤルアップ時代ならいざ知らず、今は圧倒的にネット開放にかかるコストは低いはずだ。
ネットが繋がらないPCを展示していることで、色々失っていると思うので全国の家電屋さんに声高にいいたい。
「展示しているすべてのPCのネットを開放しろ!ネットができるSurfaceを触らせろ!」と。