iPhone Xにはワイヤレス充電機能が搭載されました。
これまで充電する度にコネクタ部分にLightningコードを差し込まないといけませんでしたが、iPhone Xはワイヤレス充電器に乗せるだけで充電が可能になります。
しかも、金属製のケースでなければ、ケースをつけたままでも充電が可能です。
ただ、当たり前ですが、iPhone Xでワイヤレス充電するには、当然ワイヤレス充電器が必要です。
そしてそれはQiと呼ばれる技術に対応したワイヤレス充電器でなければなりません。
iPhone Xには残念ですがワイヤレス充電器は同梱されていません。そして、AppleはiPhone Xをワイヤレス充電できる充電器を販売していません。
2018年にAirPowerと呼ばれるものを投入すると発表はしていますが、まだ価格も発売日も明確にされていないため、これをあてにするのはちょっと微妙です。
そこで、僕はAnkerのワイヤレス充電器「Anker PowerPort Qi」を試してみることにしました。
Ankerの1,770円のワイヤレス充電器を試してみた。
なんとその価格たるや1,799円と二千円を切っており、メーカーも安心のAnkerというわけで購入してみました。(価格は記事執筆時)
このワイヤレス充電器の要点を以下にまとめます。
- 価格はなんと二千円を切る1,799円。(記事執筆時)
- iPhone Xを0%から100%までのフル充電までにかかった時間は「5時間38分」とかなり長め。
- もちろんケースをつけたままの充電が可能。(今回試したケースはレザーケース)
- USB端子に接続して充電が可能。
- つまりMacやPCに接続しても使える。
- ACアダプタは同梱されていない。
iPhone Xのワイヤレス充電。コード充電とどっちが良い?
ぶっちゃけいうと時間がかかりすぎるので急ぎの充電には向いていません。
使い方としては、寝る前に充電器に置いて、睡眠中に充電するという使い方が主になると思います。
「コード充電とワイヤレス充電、どっちが良いか?」
そう問われたら、コード充電に軍配が上がるかなと。というのも、コード充電なら寝るギリギリまでiPhoneを使えるんですよね。ワイヤレス充電だとそうはいきません。やっぱり所定の位置に置かなければいけませんから、ある程度意識がある状態でないと充電台に置くことができませんからね。充電忘れもしそうだなと思いました。
また、ワイヤレス充電といえど、充電器とUSBまでにコードが必要ですから、完全にワイヤレスとは言えないですしね・・・。
ただ、そのコードを見えなくして、机にめり込む形でワイヤレス充電器を設置できればデスクが非常にスマートになるなと感じました。
さらにいえば、デスク全部がQiになっていて、どこにiPhoneを置いてても充電できるような机が出たらめちゃくちゃ便利になるだろうなと。(もう作っている人がいるかもしれないけどw)
というわけで、ちょっと設置に工夫しないと「ワイヤレス充電って便利!コード充電なにそれ?美味しいの?」ってはならないなぁと感じました。
コード充電よりも充電速度が速くなったらいいんですけどね。
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