今日ふと思った疑問。幼稚園と保育園はどう違うのか？
一応、どちらも通ったことがありますが「その違いは？」と言われるとよくわかりません。
まぁ記憶がほぼないので仕方ないわけですが、こりゃ調べてみるっきゃありませんね。
幼稚園と保育園の定義の違いとは
保育園の定義はこうなっています。
保育所（ほいくしょ、英: Nursery school）は、保護者が働いているなどの何らかの理由によって保育に欠ける児童を預り、保育することを目的とする通所の施設。
施設名を「○○保育園」とする場合も多いが、児童福祉法上の名称は保育所である引用元：保育所 - Wikipedia
へー。保育園は、正式名称は保育所になるわけですか。また、保護者が外で働いていているなど、保育が難しい児童が通園できる施設というのも見逃せない点ですね。
次は幼稚園の定義。
幼稚園は文部科学省幼児教育課の所管学校で、大学・大学院までの教育体系の中の一環として組み込まれており、運営主体は私立の場合、学校法人及び歴史的経緯による個人立となる。
引用元：幼稚園 - Wikipedia
保育園は保育を目的とした施設に対して、幼稚園は学校なわけですね。これは意外。
学校なので、保育園の先生が幼稚園の先生となることはできませんし、逆に幼稚園の先生が保育園の先生になることはできません。
つまり、保育園の先生は保育士の資格がいるし、幼稚園の先生は教員免許がいるというわけですね。
幼稚園と保育園の年齢条件の違いとは
さて、幼稚園と保育園の年齢条件に違いはあるのでしょうか？
幼稚園は、以下のようになります。
学校教育法第26条では、幼稚園に入園することのできる者は「満三歳から、小学校就学の始期に達するまでの幼児」となっており、また幼稚園設置基準第4条では、「学級は、学年の初めの日の前日において同じ年齢にある幼児で編制することを原則とする。」となっており、ほぼ完全に年齢主義による運用となっている。学年は学校年度4月1日から翌年の3月31日までに達する満年齢で決まり、4月2日～翌年4月1日までの生まれで年少が4歳、年中が5歳・年長が6歳になる子供である。
引用元：幼稚園 - Wikipedia
つまり、基本満3歳から5歳までの子供が入れる学校が幼稚園なわけですね。ちなみに小学校に通える年齢の6歳まで通園できます。
次に保育園。
保育所は、保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設である。「乳児・幼児」とは、0歳から小学校入学前までの乳幼児。
引用元：保育所 - Wikipedia
保育園は、なんと0歳から5歳までが入れます。ちなみに幼稚園と同じく、小学校に通える年齢の6歳まで通園できます。
幼稚園と保育園の保育時間の違いとは
では、幼稚園と保育園は、子供を何時間くらい見てくれるのでしょうか？
一般的には、幼稚園の保育時間は4時間で夏休みや冬休みもあります。幼稚園の保育時間は8時間〜11時間だそうで、夏休みや冬休みのような長期休業日はないそうです。
参考: 保育園の基礎知識
参考: ■ 幼稚園と保育所の比較
幼稚園と保育園の月々の費用はどのくらい？
では、最後の疑問。一般的に、幼稚園と保育園はどちらの費用が安いのか？
これは一概には言えません。
というのも、保育園の費用は、世帯の収入によって変動するからです。
多くの自治体で、保育料は保護者の前年度の所得や所得税・住民税の課税状況と入所児の年齢から算定される。 園児の入所時又は年度初めの年齢により3歳以上と3歳未満で区分する場合が多いが、「0歳児」「1, 2歳児」「3歳児」「4歳以上児」等の区分を設ける場合もある。 同時に複数の子どもを保育所に入所させている場合は、入所児数に応じて保育料の減免が行われる場合が多い。
引用元：保育所 - Wikipedia
ちなみに、東京都世田谷区の保育料だと、両親がいる場合、7,300円からとなっています。
もちろん、各自治体で違うので、「地域名 保育料」ググってみると良いでしょう。
そして幼稚園の費用ですが、公立の幼稚園はどうやら月約1万円以内が相場のようです。また、私立の幼稚園は各々の施設でやはり費用は変わるので一概には言えないですが、月約3〜4万円くらいが相場のようです。
結構するもんですねぇ・・・。
参考: 私立幼稚園と公立幼稚園の基本的な違いを教えてください！
参考: 公立幼稚園でかかる費用ってどのくらいでしょうか？
参考: ＊幼稚園の費用。
参考: 私立幼稚園の月謝について みなさんの地域の月謝はどのくらい
あとがき
まさか幼稚園と保育園の違いがこんなに奥が深いとは・・・。
まだまだ何も予定はありませんが、もし万が一、この二つで悩むことがあればこの記事を思い出して熟孝してみましょうかね。（ぉ
スッキリ！